番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230606 > エピソード: 1238594

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 茨城スペシャル
エピソード名 【NHK地域局発】 またここで酒造りを〜老舗酒蔵 火災からの1年
カテゴリ 教育教養
放送時間 2023-06-06 14:05:00 〜 2023-06-06 14:35:00
WireActionデータ更新時刻 2023-06-06 16:03:32

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=10571001]
オープニング [topic=16175709] 詳細
[ 14:05:00 - 14:07:35 ] 155秒 詳細
オープニング映像。火災で焼失した酒蔵を復活させる夫婦に密着する。

(茨城スペシャル) [corner=10571002]
またここで酒造りを〜老舗酒蔵 火災からの1年 [topic=16175710] 詳細
[ 14:07:35 - 14:13:42 ] 367秒 詳細
茨城県西部の結城市。ここで江戸時代酒造りを続けてきた結城酒造。酒蔵は有形文化財として人々に愛されている。結城酒造を運営するのは浦里さん夫妻。奥さんの美智子さんは日本酒の奥深さに魅了され、現在では杜氏となった。水は地元の軟水を使い、ふくよかな味わいが作り出される。結城酒造が作った結ゆい という日本酒は品評会で金賞を受賞し多くの日本酒ファンに愛されてる。夫婦でこの酒をもっと多くの人に届けようと考えていた矢先の2022年5月、酒造りに使うボイラーが出火、けが人はいなかったものの、蔵や資材、住まいが焼失した。全国からも励ましの言葉が届けられる中、美智子さんは自分が酒造りを始めた頃につけていたノートを偶然にも発見する。酒造りへの思いを改めて口にする美智子さんだったが、酒造りを再開できるのかという不安に苦しんでいた。
[ 14:13:42 - 14:21:02 ] 440秒 詳細
火災から半年、美智子さんは北海道にいた。親しくしていた酒造会社がここの設備で結城酒造お酒を作ってみないかと申し出てくれたのだ。この申し出をしてくれた三千櫻酒蔵の山田社長は「何かやっていたほうが将来につながるだろう」と考えたのだという。杜氏が他の蔵で働くのは異例のこと。水も今まで使ってたものとは違う。結城酒造の酒を作るため、美智子さんは同じ材料を取り寄せた。さらに発酵温度を調整し、なんとか結城酒造のお酒を再現しようと試行錯誤した。三千櫻酒蔵の若い職人も手を貸してくれた。ただ美智子さんは茨城に残してきた家族が気がかりだった。中3で進路を決めなければいけない年に離れて暮らすことを不安に感じていた。ただ全国には結城酒造のお酒を待っている人がいる。これが美智子さんにとって励みであり支えだった。
[ 14:21:02 - 14:29:12 ] 490秒 詳細
その頃、茨城県では夫の昌明さんは動き始めた。結城酒造が代々使ってきた井戸は無事で水も使えるという。専務であり弟でもある宜明さんと酒蔵復活のための計画を立て始めた。かかる資金は数億円、どのよう資金を調達していくのか思案している中、近くの酒造会社が協力してくれることとなった。再建のための義援金を集め始めた。旧知の仲である来福酒造の藤村さんは協力を惜しまないとしてくれた。また藤村さんは自分の酒蔵で結城酒造の酒を作ってみてはと提案してくれた。2月、北海道で美智子さんのお酒が完成した。出来た酒を試飲し笑みがこぼれる。酒造りは成功したようだ。その1週間後、茨城で昌明さんが作っていた酒も完成。来福酒造の杜氏さんからも「いい感じじゃないか」とお墨付きをもらった。3月、美智子さんは結城市に戻ってきた。久しぶりの家族の団らん、息子の甲子郎さんは県外の高校に進学するという。春から離れ離れになる3人、それでも息子の甲子郎さんは火事が起きる前の家族に戻れると信じていた。
[ 14:29:12 - 14:32:00 ] 168秒 詳細
北海道から美智子さんが作った酒が届いた。一本一本、結城酒造のラベルを貼っていく。美智子さんと昌明さんは、酒蔵があった場所でそれぞれが作ったお酒を酌み交わす。2人は支えてくれた人たち、応援してくれた人たちに感謝の言葉を述べつつ、酒蔵の再建を近い合った。