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TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230923 > エピソード: 1263975

エピソード情報

放送局 朝日放送
プログラム名 発進!ミライクリエイター
エピソード名
カテゴリ 一般実用
放送時間 2023-09-23 22:00:00 〜 2023-09-23 22:54:00
WireActionデータ更新時刻 2023-09-24 03:39:57

コーナー・トピック・パラグラフ


発進!ミライクリエイター [corner=10829525]
世界中が記録機猛暑で珍現象 [topic=16556528] 詳細
[ 22:00:00 - 22:04:55 ] 295秒 詳細
今年の夏は記録的な暑さが襲った。東京では猛暑日の日は平年の四倍で、7月から8月の期間で過去最多の22日になった。北海道・札幌市では観測市場最高の36.3度を記録。そして世界中でも暑さの記録更新が発生した。アメリカのアリゾナ州では史上初の31日連続の43.3度超えに。ワシントン州では珍事に黒い竜巻が発生。強い日差しで地面があたためられると起こるダストデビルという現象だった。砂漠など気温が40度を超えるような環境では頻発するがそこは砂漠ではない。中国のトルファン市では今年7月に観測史上最高の52.2度を記録した。暑さの影響でおきたのは道路の爆発。暑さによってコンクリートが膨張したことにより変形しそれに耐えきれず破裂したと考えられる。さらにイタリアのシチリア島では今年7月47度を記録した。その影響でおきたのは山火事。熱波の山火事の影響で空港が一時閉鎖。スペインでは過去500年で最悪の間伐に見舞われたが今年7月には45度を記録。巨大なダムが干上がり、驚きのものが出現した。それは王宮の浴場跡。19世紀のスペイン王室の人々に使用されていた場所だという。タイでは暑さにより珍現象が発生。観測史上初の45.4度を記録したタイでは市場にあった卵からひよこが孵ってしまったという。
世界を冷やす日本の技術 [topic=16556529] 詳細
[ 22:04:55 - 22:07:00 ] 125秒 詳細
2100年には地球の平均気温が3度上昇すると危惧されている。そこで室温を下げるために奮闘する日本の技術がある。今年8月に最高気温47度を記録したUAE。高さ145mの巨大タワーには、窓の外に取り付けられた無数のパネルが。このパネルは太陽の日差しが強くなると自動で閉じる仕組み。太陽の動きにあわせ自動で開閉する。膜材を作っているのは日本企業の中興化成工業。東京ドームと同じ構造の膜材を使用していて。太陽光を80%近くブロックしている。この膜材のおかげて建物の中にいる人の体感温度がマイナス1.5度下がる。室内温度上昇を防ぎ、エアコンなどCO2排出量を40%減らす。
[ 22:07:00 - 22:10:45 ] 225秒 詳細
オーストラリア・シドニーでは今年3月に最高気温が40度に。建築家の高田浩一さんが設計した画期的な建物は建物のど真ん中に大きな穴が開いた建物。超高層複合施設のインフィニティは風通しをよくすることで窓から風を取り込む自然換気を促しビルを冷却する。さらにこの建物を冷やすためのポイントはプール。プールを風の通り道に置くことで冷たい風を送り込むことができる。これによって夏場でもエアコンの使用は4,5日程度におさえられているという。タイヤサウジアラビア、インドネシアなどで注目を集める日本製品がある。厚さわずか0.1ミリのSPACECOOLの実験では、SPACECOOLを貼ったテントとなにもしていないテントと比べると朝6時には普通のテントの中は28.7度に対し、SPACECOOLを貼ったテントは27.9度。時間とともに普通のテントの室内温度はどんどん上がっていくが、SPACECOOLの方は何もしていないテントよりもマイナス6度気温が低いという結果に。人が入った場合では体の表面が40度を越えてしまうが、SPACECOOLを貼ったテントでは36度。今回はその秘密を公開。
建物に貼るだけで-6度 魔法のシート [topic=16556530] 詳細
[ 22:10:45 - 22:14:45 ] 240秒 詳細
SPACECOOLを開発した末光真大さんはその仕組みについては厚さ0.1ミリだが、シートを剥がすと粘着剤がついておりいろんなものに貼り付けることができる。末光さんは2030年までにSPACECOOLで世界中を冷やして人や物、社会の厚さを解決したいと答えた。そしてこのシートは様々な場所で使用され、三井アウトレットパーク 大阪門真の屋上には分電盤の中に使用されていると言うが、真夏の分電盤の中は50度以上になるという。暑さによってエレベーターやエスカレーターが止まったり、故障してしまったりするという。しかし分電盤にSPACECOOLを貼れば中は真夏でも40度以下に。誤作動や故障の防止になるという。さらに運送用のトラックにも使用されトラックの荷台にSPACECOOLを貼ることで、荷台の温度は30度と低くたもたれる。何も貼っていないトラックは40度にまで上がるが最大10度も温度に違いがある。
[ 22:14:45 - 22:22:20 ] 455秒 詳細
さらに世界への導入も進んでいて、末光さんは7月にサウジアラビアに2週間向かったというが最高気温は45度で暑かったという。屋上でSPACECOOLと他の素材を比較したところ、他のものは47度だったがSPACECOOLは37度だったという。サウジアラビアを始めインドネシアやタイなどの暑い国で導入が進んでいるSPACECOOL。そもそもなぜマイナス6度を実現できるのか?末光さんはSPACECOOLには2つの仕組みがあるという。1つは太陽光を徹底的にブロックするが95%以上のエネルギーを跳ね返すという。もう一つは熱を光に変えて宇宙に逃がしているという。SPACECOOLを建物につけるとSPACECOOLは建物の熱を光に変えて宇宙空間に光のスピード捨てていくという。熱を光に変えることは日常でもあるというが太陽光は6000度の熱が光に変わったものであり、熱を持っているものは全て光るというが、人間も赤外線カメラをあてると体温が表示されるがこれは光をカメラで捉えたものの映像だという。また熱は熱いところから冷たい場所に移動するというが、温かい風呂に入れば冷たい体に入るように冷たい宇宙に熱を捨てることができるという。また宇宙空間はマイナス270度と冷たい。末光さんは実際日常から空の温度を計測したという。またSPACECOOLは温室効果ガスを貫通して宇宙に熱を光に変えて届けることが出来、より届きやすい色の光で放出しているという。
[ 22:22:20 - 22:24:45 ] 145秒 詳細
またSPACECOOLは厚さ0.1ミリだが、複数の層によってなりたっているという。太陽の熱をブロックする素材、熱を光に変えて宇宙に逃がす素材が使用されている。熱を光に変えて宇宙に逃がす素材が幾重にも重なっていて、層から発せられる光にも個性があり、その個性をもった層を組み合わせ一つのチームを作り、より宇宙に届く光がたくさん出るようにしているという。末光さんはこのシートを1人で3年間研究と開発を行ったという。
集中豪雨…毎年増える線状降水帯 [topic=16556531] 詳細
[ 22:24:45 - 22:26:48 ] 123秒 詳細
今年の夏に日本列島に豪雨が襲った。近年よく耳にするのが線状降水帯。天気予報の精度は80%以上で台風の中心が予報円に入る確率は70%と日々進化している。そんな中気象庁は去年に世界に誇る線状降水帯の予測を開始。その予測はどれほど当たるか?と問題が出た。
提供 [topic=16556532] 詳細
集中豪雨…毎年増える線状降水帯 [topic=16556533] 詳細
[ 22:26:58 - 22:28:32 ] 94秒 詳細
気象庁は去年に世界に誇る線状降水帯の予測を開始。その予測はどれほど当たるか?と問題が出た。正解は33%だった。今年8月前半までに発生したぜ線状降水帯は12回。予測は当たったのはその中で4回だった。
線状降水帯の100%予測を目指す31歳 [topic=16556534] 詳細
[ 22:28:32 - 22:29:25 ] 53秒 詳細
大阪大学の和田有希さんはその線状降水帯の予測を100%にしようと目指している。和田さんは2030年までに線状降水帯の3時間前予測を実現したいと考えている。和田さんは集中豪雨の卵を発見することでそれが可能になるという。
このあと… [topic=16556535] 詳細
[ 22:29:25 - 22:29:50 ] 25秒 詳細
「集中豪雨のたまご」とは?

CM [corner=10829526]

発進!ミライクリエイター [corner=10829527]
線状降水帯の100%予測を目指す31歳 [topic=16556536] 詳細
[ 22:32:20 - 22:37:38 ] 318秒 詳細
和田さんは集中豪雨のたまごについて自分たちの技術で観測した線状降水帯では立体で線状降水帯が表示される。赤くなるほど雨粒の量が多いという意味で、この赤いところこそが集中豪雨のたまごになるという。それが地上の降り注ぐと大雨になり、強い雨が生まれるという。それが連なり、集中豪雨のたまごになると線状降水帯となるという。この集中豪雨のたまごを見つけられるのは和田さんなどわずかな研究者のみ。その理由が世界最高峰の気象レーダー。大阪大学 吹田キャンパスの屋上にある白いドームの中にあるのが世界最高峰の技術が結集したフェーズドアレイ気象レーダー。情報通信研究機構、東芝、大阪大学が共同研究したもので高性能なアンテナがあり半径60キロの雨を観測し世界の研究者が注目しているという。和田さんは他の気象レーダーとの違いについては線状降水帯の予測精度が低いからといって、今のレーダーの精度が悪い訳では無いという。アプリなどでみることのできる雨雲レーダーは5分ごとに雨雲の様子や1時間先の雲の動きを予測し、気象庁の既存のレーダーは全国20箇所に設置し観測でき、雨の予測をする。
このあと… [topic=16556537] 詳細
[ 22:37:38 - 22:37:47 ] 9秒 詳細
線状降水帯から命を守る驚きの技術!

CM [corner=10829528]

発進!ミライクリエイター [corner=10829529]
線状降水帯の100%予測を目指す31歳 [topic=16556538] 詳細
[ 22:39:47 - 22:42:38 ] 171秒 詳細
和田さんは気象レーダーについては電波を使用して雨を観測するもので電波を発射し雨粒にあたり跳ね返った電波を受信する。雨がどこにどれくらいあるかが知ることができる仕組みだという。既存のレーダーは1本のアンテナで1本のビームを出して一回転して観測しているのに対し、フェーズドアレイ気象レーダーは100本以上出ているという。一回転しただけで高さ方向の情報も取れるのが特徴。雲を一気にスキャン出来、高度15キロほどまで一気に捉えることができる。また観測時間でも従来のものは5分から10分かかるのに対し、フェーズドアレイ気象レーダーは30秒。これなら発生してから落ちていくところまでみれるという。
このあと… [topic=16556539] 詳細
[ 22:42:38 - 22:42:57 ] 19秒 詳細
理化学研究所×スーパーコンピューター富岳 シミュレーション結果を公開!

CM [corner=10829530]

発進!ミライクリエイター [corner=10829531]
提供 [topic=16556540] 詳細
線状降水帯の100%予測を目指す31歳 [topic=16556541] 詳細
[ 22:44:40 - 22:47:45 ] 185秒 詳細
和田さんは2020年に熊本県で発生した線状降水帯について語り、この時のデータをもちいて、フェーズドアレイ気象レーダーがもし九州に17基あますことなく設置していたらどういう予測精度が得られるか?という検証が行われた。当時球磨川付近で8時間の豪雨があった。既存の気象レーダーで観測していた場合は南に100キロのズレが生じている。フェーズドアレイ気象レーダーの場合では線状降水帯が熊本県を捉え、熊本南部の球磨川近辺に線状降水帯がかかるという予測ができた。実際に降り注いだ雨量と比べても予測が可能だということがわかる。和田さんはどういう条件で集中豪雨のたまごができやすいかそういう研究を進めると線状降水帯の予測も夢ではないという。
このあと… [topic=16556542] 詳細
[ 22:47:45 - 22:48:00 ] 15秒 詳細
線状降水帯の予測100%へ お金はいくら必要なのか?

CM [corner=10829532]

発進!ミライクリエイター [corner=10829533]
線状降水帯の100%予測を目指す31歳 [topic=16556543] 詳細
[ 22:50:15 - 22:51:40 ] 85秒 詳細
和田さんはフェーズドアレイ気象レーダーの値段については研究段階なので詳細は言えないが、気象レーダー一基だと億単位になるという。

(番組宣伝) [corner=10829534]
ノッキンオン・ロックドドア [topic=16556544] 詳細
[ 22:51:40 - 22:51:45 ] 5秒 詳細
ノッキンオン・ロックドドアの番組宣伝。