番組パラグラフ詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240615 > エピソード: 1722825 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 22416709

パラグラフ

パラグラフID 22416709
コンテキストID 19622470
放送時刻From 2024-06-15 18:19:34
放送時刻To 2024-06-15 18:23:50
WireAction更新時刻 2024-06-16 00:31:11
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パラグラフテキスト 「有明海の異変は、諫干のせいだ」。漁業者たちは国に潮受け堤防の門を開けて調査をするよう求め、裁判にも訴えた。一方、国は「干拓事業は海の異変とは因果関係がない」と主張し、徹底抗戦する。2010年、福岡高裁で開門調査を命じる判決が出されると、諫干に否定的だった当時の民主党政権は上告せず、これが確定。すると今度は、農業に悪影響が出るとして、干拓地の営農者が国を相手に「門を開けないことを求める」裁判を起こす。2017年、長崎地裁が開門の差し止めを認める判決を出すと諫干を推進してきた自民党政権は控訴せず、これが1審で確定。これ以降、国は門を開けないという姿勢を明確にした。諫干を巡っては、更にいくつもの裁判が起こされ、泥沼の裁判闘争が繰り広げられる。佐賀・太良町の漁師・平方宣清さんは「本当に厳しい状況」と語った。2023年3月、最高裁が国の主張どおりに「開門は不要」という姿勢を示すと、これが司法の統一判断であるという空気が広がる。野村哲郎農林水産大臣(当時)は「訴訟だけはやめてもらいたい。国の支援でなんとか再生してもらいたい」と語った。漁業者側は到底納得できない。漁業者側番誤断・堀良一弁護士は「司法は行政に対するチェック機能をもたなければいけない。行政が確定判決に従わない。日本の憲政史上初めての事態」、佐賀・太良町のノリ漁師・大鋸武浩さんは「訴訟を乱立させたのは農林水産省でしょう。開門調査をしなくても漁獲高が上がっていればいいが、全然上がっていない」と述べた。有明海は、なぜ豊かだったのか、なぜ豊かではなくなったのか。

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article_title 報道特集 / (特集) / 失われた“宝の海” 漁業者の苦悩
scene_body (特集) # 失われた“宝の海” 漁業者の苦悩 # 「有明海の異変は、諫干のせいだ」。漁業者たちは国に潮受け堤防の門を開けて調査をするよう求め、裁判にも訴えた。一方、国は「干拓事業は海の異変とは因果関係がない」と主張し、徹底抗戦する。2010年、福岡高裁で開門調査を命じる判決が出されると、諫干に否定的だった当時の民主党政権は上告せず、これが確定。すると今度は、農業に悪影響が出るとして、干拓地の営農者が国を相手に「門を開けないことを求める」裁判を起こす。2017年、長崎地裁が開門の差し止めを認める判決を出すと諫干を推進してきた自民党政権は控訴せず、これが1審で確定。これ以降、国は門を開けないという姿勢を明確にした。諫干を巡っては、更にいくつもの裁判が起こされ、泥沼の裁判闘争が繰り広げられる。佐賀・太良町の漁師・平方宣清さんは「本当に厳しい状況」と語った。2023年3月、最高裁が国の主張どおりに「開門は不要」という姿勢を示すと、これが司法の統一判断であるという空気が広がる。野村哲郎農林水産大臣(当時)は「訴訟だけはやめてもらいたい。国の支援でなんとか再生してもらいたい」と語った。漁業者側は到底納得できない。漁業者側番誤断・堀良一弁護士は「司法は行政に対するチェック機能をもたなければいけない。行政が確定判決に従わない。日本の憲政史上初めての事態」、佐賀・太良町のノリ漁師・大鋸武浩さんは「訴訟を乱立させたのは農林水産省でしょう。開門調査をしなくても漁獲高が上がっていればいいが、全然上がっていない」と述べた。有明海は、なぜ豊かだったのか、なぜ豊かではなくなったのか。 # 福岡高裁 民主党 長崎地裁 自民党 最高裁 農林水産省 # 村瀬健介(TBSテレビ), 山本恵里伽(TBSテレビ), 日下部正樹(TBSテレビ), 中村和也, 小山茉美, 平方宣清
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