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きのうの試合、2番指名打者で出場予定だった大谷選手。試合前の打撃練習中にアクシデントがあった。スイング中足を滑らせ体制をくずす。その後バットを拾い上げるとそのまま練習を終えた。痛みがあるのか顔をしかめてうつむきがげんにベンチウラへと向かう。右脇腹の張りのため急遽試合を欠場した。このアクシデントにネビン監督は「今は憶測の域を出ない。あすの朝に検査で様子を見る。きょうはかなり痛そうだった。」と話した。大谷選手は先月右ヒジのじん帯を損傷して以降打者としてのみ出場していた。こうしたなか現地のメディアは10日以内にシーズンを終えてトミー・ジョン手術を受ける可能性があると報道している。これについてきのう大谷選手の代理人をつとめるバレロ氏が取材に応じ「何らかの処置が行われるころは避けられないと思う。その処置がどのようなものでいつどのような種類になるのかそれが私たちがいま集めている情報だ。治療が正確に行われるように入念に熟慮しないといけない。」と話した。大谷選手は2018年にトミー・ジョン手術を受けているが今回のケガはそのときとは違う箇所だということでじん帯は断裂していないという。トミー・ジョン手術とは損傷した肘のじん帯の代わりに自分の体の他の部分の腱を移植するという手術のこと。もし大谷選手が2度目のトミー・ジョン手術を決断した場合、復帰はいつごろになるのか。専門家は「2回目の手術だと復帰まで1年半~2年と言われている。例えば9月中に手術を受けた場合打者の復帰は1回目とあまり差が出ないと考えられるので、来年の4月には打者として復帰できるだろうと見ている投手としての復帰は2025年の途中にできるのでは。」と話した。二刀流の復活については「手術を受けることにんなればその最大の理由は二刀流で長きに渡って活躍することが目的。大谷選手のような高いレベルの選手であれば術後元野レベルに戻る可能性はより高い。」と話す。今後について代理人のバレロ氏は「彼は短い期間だけでなく長い間二刀流でプレーすることを好んでいる。復帰してここ数年みなさんが楽しんできた二刀流を続けることに彼の中に迷いはない。」と話した。 |