パラグラフテキスト |
全国のビッグモーターの店舗前の路面の植物に異常が出ている問題。番組が調査したところ都内18店舗のうち8箇所で見られた。小池都知事は「人的に枯らすような行為があったとすれば言語道断。除草剤の成分が検出された場合には賠償などを求めていく」と話している。加藤氏は「ビッグモーターの環境整備点検チェックシートには店舗前の歩道10mと展示場、敷地内には雑草・砂が無く掃き清められているか?とある。減点となった場合には店長降格となったりボーナス査定に関わったり等。チェックシートに怯えながら従業員が働いている構図がある」等と解説。石破氏は「詐欺であり器物損壊であり犯罪の限りを尽くしたようなところがあってお客様のためにっていう発想はほとんどない。原点が何処かで狂っているような気がする」等と指摘。橋下氏は「組織的指示となれば組織ということではなくて指示した経営陣と実際にやったものの共犯関係として刑事事件に問われることがあるが刑事事件は基本的には個人を罰するもので会社という組織を罰するものではない。民事は個人がやった賠償責任を会社が責任を負わされる。行政処分も各省庁が調査に乗り出しているが今の法令に基づく処分は各工場ごとの処分になるので会社全体に対する処分にはならない。一方で経営陣として強いリーダーシップを全否定するというのは違うと思う」等と指摘。ビッグモーターの自動車保険不正請求等の問題を巡って損害賠償を求め提訴する準備を始めたと発表したのが損害保険会社の損保ジャパン。通常は自賠責保険への加入が義務付けられる。ビッグモーター等の自動車販売会社を通して車を購入する場合は自動車販売会社が保険販売代理店の役割を担うため保険契約の窓口となる。契約者は損害保険会社と直接やり取りせずに契約の手続きを行うことができる。事故を起こした場合はビッグモーターが車の修理を行うが損害保険会社は損害が適正かを調査する。この2つの役割という関係性がある。このあと詳しく。 |