| パラグラフテキスト |
本日のスターは「レミたん」の相性で親しまれている土井レミイ杏利さん。TikTokのフォロワー数は640万人。最近ではバラエティ番組でも活躍している。本職のハンドボールではジークスター東京の攻撃を引っ張るスピードスター。先週末に行われた日本ハンドボールリーグ、ジークスター東京vs大崎電気では、ボールをスピンさせて曲げる技アリのゴールを決める。レミイさんの活躍でジークスター東京が勝利した。ジークスター東京38-26大崎電気。フランス・パリで生まれ、千葉県で育ったレミイさんは小学3年生からハンドボールを始めた。高校・大学は強豪校に進学。日本体育大学在学中には実業団からのお誘いも。しかし、ひざをケガしてしまい、大学4年生で現役引退。夢半ばで道を絶たれたレミイさんは心機一転、フランスへ留学しハンドボールと無縁の生活を送っていた。そこで奇跡が。いつの間にかヒザのケガが治っていたという。地元の育成クラブで再びハンドボールを始めると、トップチームからプロ契約のオファーが。2018年からは日本代表にも名を連ね、去年開催された東京オリンピックにはキャプテンとして出場。なぜフランスに行こうと思ったか聞かれたレミイさんは「ハンドボールしかやってこなかったので、引退した時に何も残ってなかったんですよね、自分に。なんで、せめて語学だけでも3ヶ国語くらい話せるようになったら、そのまま就職するより将来幅が広くなると思って1年ずつフランスと英語圏行って、そこから就職活動しようと思ってたんです」などと話した。1度見たら忘れられないキレのある動きや表情が人気のレミイさんのTikTok。動画作りでこだわっているのが、わかりやすさと映像面のクオリティ・オリジナリティの3つ。言葉を発さず表情や動きで魅せる。レミイさんに2020年、山崎アナがインタビューしており、「意外とあの動きがハンドボールに活きてきたりする」と話していた。レミイさんはジム・キャリーやチャップリン、志村けんさんに影響を受けてきたそうで、「世界中誰が見ても動きだけで内容が理解できて面白いというのが笑いに国境がなく素晴らしいというのを小さい頃から感じていて。それをマネさせていただいてるというか、インスピレーション受けてます」などと話した。 |