パラグラフテキスト |
反撃能力についての与党内の意見を伝えた。東京新聞によると反撃能力について自民党は保有に前向き、公明党は国際法が禁じる「先制攻撃」と区別が難しいと懸念を示している。攻撃を行う判断に関して自民党は相手がミサイル攻撃に着手した段階で叩くことも可能としているが、公明党は相手による攻撃着手の概念を明確化するよう求めておりミサイル発射前の攻撃について慎重な立場を示している。小原氏は「懲罰的抑止のように相手が耐え難いダメージを報復するんだという方がいますが、そんな能力は日本は持たないし持てないと思います」「あくまでそのシステムを叩ける能力はあるということを示して、やっても無理ですよということを知らせるということ」「攻撃の判断が難しいから相手が撃つまで待ちますというのであれば、何発かは自分の領内に落ちても構わないと言っているのと同じように相手に捉えられかねない」などと解説した。田中は「防衛能力はどこまであると他国に示せるかというのが肝なんだと思った」などとコメント。若新は「自民党が言っているのは現実」「理想と現実はどっちが正解かはわからない。理想だけが救ってくれるわけじゃないが現実路線だけ進んで世界平和があるのか悩ましいところ」「徹底的に平和とは何かを与党内で議論されたらいいんじゃないですか」などとコメント。 |