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日本の野球の競技人口は約500万人。毎年約100万個のグローブが流通すると言われている。今回はグローブとSDGs。「野球グローブ再生工房 Re-Birth」の代表・米沢谷友広さん。高校時代は秋田商業で甲子園に出場するなど野球に情熱を注いできた。現在の新品の硬式用グローブの価格は約6万円。材料費や人件費の高騰により20年前の1.8倍もする。米沢さんは「経済的なご負担でプレーが難しいプレーヤーやご家庭があるということで、再生グローブだったら大体2、3万円くらいで硬式用も提供できる」と話す。土屋佳一朗くんは5年近く使用しているグローブをリメイクすることにした。職人が全て手作業で行い手際よく直していく。作業は2日で完成。グローブを受け取りに来た佳一朗くんは早速お父さんとキャッチボール。「このグローブが壊れるまでずっと使ってノーエラーで試合に挑みたいと思います」と話した。そこで井上キャスターが約30年使用しているグローブをリメイクしてもらった。完成はスタジオで。米沢さんは「使い込まれたグローブをお預かりして再生して次のプレーヤーにつないでいったり長く使えるようにサポートさせていただくことで地球環境に優しい野球界を作っていけるんじゃないかなと考えています」と話した。 |