パラグラフテキスト |
「パンチニードル」に挑戦し、壁掛けの飾りを作る。手芸作家のWOOLY井上直美さんに教えていただく。最初のステップは下絵のデザイン。入門時は単純な形から入るのがポイント。サインペンやチャコペンを使って下絵を書く。次に、専用の針を使って布に刺繍していく。毛糸は赤・黄・黒など5色。沢山使うと時間がかかるため、今日使うのは2色まで。刺繍を行う準備を行う。とじ針にたこ糸を通し、輪っかを作って輪の中に毛糸を通し、パンチニードル専用の針の下からとじ針を通す。針先の穴の中にとじ針を通して毛糸を通す。毛糸は針先の穴から4~5cm程度出しておく。ここから刺繍する。布に刺していく。左から右にステッチを進めるため、左寄りの図案の上に刺す。布の隙間に針を刺し、裏側から糸端を取り出す。ニードルの穴が自分の方に向くように常に構える。布から離さないでスライドして次の場所に刺す。糸がピンと貼らないように毛糸は長めに出しておくことがポイント。針の向きを間違えないよう刺繍枠を回しながら進める。時々、裏面を確認して下絵通りの絵になっているか確認する。糸始末は針を刺しきった状態で裏側に刺繍枠を返し、裏側で糸を切り、針を静かに引き抜く。この状態で違う色に変えることができる。井上さんが作った作品が紹介された。パンチニードルに必要な道具「パンチニードル」、「刺しゅう枠」、「パンチニードル用ファブリック」は手芸店で購入することができる。どんな毛糸を使っても良いが、糸の太さは並太から極太。針とバランスが取れたサイズを選ぶ。井上さんもワークショップを開催しており、4500円で壁飾りを作れるものや、基礎から学ぶ全5回のレッスン(1万7500円)もある。CMのあと、ワンランク上のテクニックを紹介。 |