パラグラフテキスト |
立岩さんは「明石の裁判記録を読んだこともあるが、警察官が現場にいるかどうかではなく、指揮命令系統。一貫した警備態勢がなければ機能しない。亡くなった冨川さんと関係がないわけではない。私の教え子が韓国に留学しているが同じ下宿にいた。私の教え子は大学生の男の子で本当によくしてもらったお姉さんのような存在。事故が発生してすぐにLINEで冨川さんと連絡がとれないと悲痛のようなLINEが来てニュースを見てるわけでこれはと思ってて本当にこうなった。同じ世代の父としても悲しみを共有したい。本当に残念。若い有望な子が命を失った」などと述べた。金子さんは「シミュレーションをふまえたプランがなかった。警備人数が十分ではなかった。この群衆になったらどうしようもないので立ち入る人数をどう制限するか。梨泰院が13万人の乗降車があったと。普段と見合わせた時にどう考えても多くなっている。駅も含めた制限を対応しなければならなかった。今後見直してもらいたい」などと述べた。武井さんは「僕も以前、イベントの帰り道に同じような状況にあって、電車の乗り口に向かう人が多くて入ると本当に押したいからとかじゃなくて四方八方からあらゆる力で寄せられてしまってどうしようもない。足元に邪魔なものがあると命の危険があるという状況で押されている人も抵抗して押したり、否応なくそうせざるを得ない状況になる可能性もある」などと述べた。 |