パラグラフテキスト |
墨田区のおとといの新規感染者数は68人だった。墨田区の専用病床は先月189床だったのが237床に増えたがすでに4割を使っている。先月までの自宅療養は11人だったがきのうの時点で2135人になっている。自宅で酸素吸入ができる装置を3台確保しパルスオキシメーターを900台に増やしサポートを強化している。墨田区保健所所長は「第3波を上回ると思う。病床のひっ迫はもう目の前、今回の方がより危機感は強い。在宅療養で急変する人が増えて助けられる命が助けられなくなる」と話す。専門家は「デルタ株の特徴は風邪のような症状で様子を見ている間に急変する場合がある。パルスオキシメーターを使い慣れない人にとっては戸惑う部分がある」などとコメントした。池袋大谷クリニックの陽性率は直近1週間で5割を超えた。デルタ型の割合は7月19~21日の3日間で9人うち7人だった。院長は4連休明けからさばき切れないほど発熱関連の問い合わせが殺到している。10~30代が中心で第4波より会食をしている人が増えている傾向があるとしている。ワクチン接種について重症化リスクの高い基礎疾患がある40~50代の接種が進んでいない、これらの人が重症化しないかどうか心配で無力感を感じていると話す。専門家は「なんとか入手して時間外にしている。投入したくても自衛隊は大規模接種会場にいるのでチームがない」などとコメントした。 |