番組パラグラフ詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240822 > エピソード: 1339673 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 18617274
パラグラフ
パラグラフID | 18617274 |
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コンテキストID | 17685305 |
放送時刻From | 2024-08-22 07:00:16 |
放送時刻To | 2024-08-22 07:03:25 |
WireAction更新時刻 | 2024-08-22 11:11:25 |
非表示フラグ | 0 |
パラグラフテキスト | 2011年3月に起きた福島第一原発の事故。きょう、この事故で溶け落ちた核燃料デブリの試験的な取り出しが始まる。核燃料デブリは、燃料の主な成分であるウランと燃料のケースなどに使われていた金属、それにケーブル類などさまざまな物質が混ざり合っていると見られるが、実物を分析できておらず詳しい性質や状態は分かっていない。その量は1号機から3号機で合わせておよそ880トンに上ると推計されている。また極めて強い放射線を出し続けていて、2019年の調査では、2号機の格納容器の底付近で1時間当たり最大7.6シーベルトという人が1時間ほどとどまれば死に至るレベルの被ばくをするとされる放射線量を計測している。容易に近づけないことから、核燃料デブリの取り出しは廃炉最大の難関とされている。事故からおよそ13年半で初めてとなる試験的な取り出しは、午前8時ごろまでに2号機で始まる予定。計画では、格納容器の内部に通じる配管に細いパイプ状の装置を入れ、先端からケーブルで下ろした器具で底にあるデブリをつかみ回収する。東京電力は核燃料デブリのうち小石状のものを一粒取り出し、放射線量が高くなり過ぎないよう重さを3グラム以下に抑えるとしている。作業はほとんどが遠隔操作で行われ、作業員の負担や被ばく線量を考慮して1日の作業時間は午前中の数時間に抑える予定。順調に進んだ場合でも器具が底の部分まで到達するのに数日はかかり、デブリをつかんで格納容器の外に取り出すのは早くても1週間ほど先になると見られる。デブリの取り出しに成功すれば半年程度かけて詳しい分析が進められる予定で、政府や東京電力は“デブリの性質や状態などに関するデータは本格的な取り出し工法の検討など今後の廃炉を進めるうえで欠かせない”としていて、取り出しの成否が注目される。 |
タグ
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CloudSearch格納データ
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episode_id | 1339673 |
article_title | NHKニュース おはよう日本 / (ニュース) / 核燃料デブリ 試験取り出し着手 |
scene_body | (ニュース) # 核燃料デブリ 試験取り出し着手 # 2011年3月に起きた福島第一原発の事故。きょう、この事故で溶け落ちた核燃料デブリの試験的な取り出しが始まる。核燃料デブリは、燃料の主な成分であるウランと燃料のケースなどに使われていた金属、それにケーブル類などさまざまな物質が混ざり合っていると見られるが、実物を分析できておらず詳しい性質や状態は分かっていない。その量は1号機から3号機で合わせておよそ880トンに上ると推計されている。また極めて強い放射線を出し続けていて、2019年の調査では、2号機の格納容器の底付近で1時間当たり最大7.6シーベルトという人が1時間ほどとどまれば死に至るレベルの被ばくをするとされる放射線量を計測している。容易に近づけないことから、核燃料デブリの取り出しは廃炉最大の難関とされている。事故からおよそ13年半で初めてとなる試験的な取り出しは、午前8時ごろまでに2号機で始まる予定。計画では、格納容器の内部に通じる配管に細いパイプ状の装置を入れ、先端からケーブルで下ろした器具で底にあるデブリをつかみ回収する。東京電力は核燃料デブリのうち小石状のものを一粒取り出し、放射線量が高くなり過ぎないよう重さを3グラム以下に抑えるとしている。作業はほとんどが遠隔操作で行われ、作業員の負担や被ばく線量を考慮して1日の作業時間は午前中の数時間に抑える予定。順調に進んだ場合でも器具が底の部分まで到達するのに数日はかかり、デブリをつかんで格納容器の外に取り出すのは早くても1週間ほど先になると見られる。デブリの取り出しに成功すれば半年程度かけて詳しい分析が進められる予定で、政府や東京電力は“デブリの性質や状態などに関するデータは本格的な取り出し工法の検討など今後の廃炉を進めるうえで欠かせない”としていて、取り出しの成否が注目される。 # 東京電力 福島第一原発 # |
publish_start_date | 1724277600 (2024/08/22 07:00:00) |
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