番組パラグラフ詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240621 > エピソード: 1326158 > コーナー:xxx > トピック:xxxx > パラグラフ: 18423906

パラグラフ

パラグラフID 18423906
コンテキストID 17474355
放送時刻From 2024-06-21 21:20:10
放送時刻To 2024-06-21 21:25:03
WireAction更新時刻 2024-06-22 10:05:59
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パラグラフテキスト 鹿児島県警察本部・刑事部長は今回のメディアを対象とした捜査について「メディアかどうかというよりも捜索先と捉えている」と述べた。事件が発覚するきっかけとなった鹿児島県警によるネットメディアへの捜索は、議論を呼んでいる。捜索を受けたネットメディアの代表は、鹿児島県警に苦情申し出書を送っている。捜索の際に令状が示されなかったこと、メディア側が拒んだにもかかわらず、捜査員は押収されたパソコンにあったデータを消去したという。「取材情報を隠滅する行為で、このような手法で取材活動を冒すことなど、決して許されてはならない」と主張。一方、鹿児島県警は、令状を明確に提示し、データの削除をする際には相手の同意を得るなどしていると反論。専門家は「メディアへの強制捜査は、踏み越えてはいけない一線だ」、「あってはならないこと。警察がメディアに強制捜査できるような世の中になると市民が声をあげることができなくなる社会につながるという恐怖や危険性」と述べた。鹿児島県警察本部・野川明輝本部長は「報道の自由は理解している。懸念のような影響はないと認識」と述べた。元部長がライターに送った文書では、警察官によるストーカー事案の被害者の個人情報も含まれていた。この件について、警察庁・露木康浩長官は「公表を望んでいないストーカー規制法違反事件の被害女性の実名などを第三者に漏らした」と述べた。元部長は今月5日、裁判所で「不都合な真実を隠蔽しようとする県警の姿勢に失望した」などと述べている。鹿児島県議会では、元部長の行為は「公益通報なのではないか」との声も上がっている。鹿児島県警察本部・野川明輝本部長は「文章の内容からみて公益通報にはあたらないものと考えている」と述べた。公益通報の制度に詳しい淑徳大学・日野勝吾教授は「法律違反に関するものというよりも、内部の手続きの問題になりかねない内容で、公益通報に当たるかどうかは判断が難しい」と指摘した上で「通報したことで違法だと思った行為が、最終的に是正されるかがいちばんのポイント」と述べた。鹿児島県警では、女性にわいせつな行為をした疑いで、警部が逮捕起訴されるなど、4月以降、不祥事が相次いでいる。警察庁は来週にも、監察トップの首席監察官を含む数人を派遣し、不祥事が相次いだ経緯を検証、再発防止策を検討する。

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article_title ニュースウオッチ9 / (ニュース) / 鹿児島県警 情報漏えい事件 元生活安全部長 守秘義務違反の罪で起訴 保釈 県警本部長“不祥事隠蔽を否定”
scene_body (ニュース) # 鹿児島県警 情報漏えい事件 元生活安全部長 守秘義務違反の罪で起訴 保釈 県警本部長“不祥事隠蔽を否定” # 鹿児島県警察本部・刑事部長は今回のメディアを対象とした捜査について「メディアかどうかというよりも捜索先と捉えている」と述べた。事件が発覚するきっかけとなった鹿児島県警によるネットメディアへの捜索は、議論を呼んでいる。捜索を受けたネットメディアの代表は、鹿児島県警に苦情申し出書を送っている。捜索の際に令状が示されなかったこと、メディア側が拒んだにもかかわらず、捜査員は押収されたパソコンにあったデータを消去したという。「取材情報を隠滅する行為で、このような手法で取材活動を冒すことなど、決して許されてはならない」と主張。一方、鹿児島県警は、令状を明確に提示し、データの削除をする際には相手の同意を得るなどしていると反論。専門家は「メディアへの強制捜査は、踏み越えてはいけない一線だ」、「あってはならないこと。警察がメディアに強制捜査できるような世の中になると市民が声をあげることができなくなる社会につながるという恐怖や危険性」と述べた。鹿児島県警察本部・野川明輝本部長は「報道の自由は理解している。懸念のような影響はないと認識」と述べた。元部長がライターに送った文書では、警察官によるストーカー事案の被害者の個人情報も含まれていた。この件について、警察庁・露木康浩長官は「公表を望んでいないストーカー規制法違反事件の被害女性の実名などを第三者に漏らした」と述べた。元部長は今月5日、裁判所で「不都合な真実を隠蔽しようとする県警の姿勢に失望した」などと述べている。鹿児島県議会では、元部長の行為は「公益通報なのではないか」との声も上がっている。鹿児島県警察本部・野川明輝本部長は「文章の内容からみて公益通報にはあたらないものと考えている」と述べた。公益通報の制度に詳しい淑徳大学・日野勝吾教授は「法律違反に関するものというよりも、内部の手続きの問題になりかねない内容で、公益通報に当たるかどうかは判断が難しい」と指摘した上で「通報したことで違法だと思った行為が、最終的に是正されるかがいちばんのポイント」と述べた。鹿児島県警では、女性にわいせつな行為をした疑いで、警部が逮捕起訴されるなど、4月以降、不祥事が相次いでいる。警察庁は来週にも、監察トップの首席監察官を含む数人を派遣し、不祥事が相次いだ経緯を検証、再発防止策を検討する。 # 鹿児島県警察 立教大学 警察庁 鹿児島簡裁 鹿児島県議会 淑徳大学 # 星麻琴(日本放送協会), 小笠原淳, 砂川浩慶(立教大学), 日野勝吾(淑徳大学), 広内仁(日本放送協会)
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