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新コーナーのシン・サッカーは、関西の小・中・高・大学のサッカー部をガチンコで体験するコーナー。今回調査するのは大阪桐蔭高等学校のサッカー部。2005年創部だが、全国大会に10回も出場。野球のイメージがあるが、ガンバ大阪の三浦弦太選手や黒川圭介選手など20人ものプロサッカー選手を輩出する強豪校。その強さを3つのキーワードで紐解いていく。調査するのは、元日本代表の安田理大。グラウンドは、生駒山の一番うえのとこにあり走ってみんなで行くという。約4kmの山道ランニングは大阪桐蔭名物で、第一の難関が住宅街の急な坂道。しかし本当にきついのは、山に入ってからで、第二の関門は階段が続く。第三の難関は、クライミングや獣道を行く。道なき道を行くのも、体感を鍛えるトレーニングになる。これは選手自身が見つけ出した独自メニューだという。安田さんは40分で山道ランを完走。練習を開始し、歴史の浅い大阪桐蔭のサッカー部が急速に力を付けた理由は、フランス式練習にある。フランスサッカー国立アカデミーで学んだ永野監督。フランス式練習とは、周りを見て常に考えながら動き続けることを基本とするトレーニング。大阪桐蔭の特に注目したい選手は尾崎凱琉選手。スピートは武器だという。卒業後は、進学を選んでいて即戦力としてプロに入りたいという。2014年W杯代表で、大学を出たのは長友佑都だけだったが、2023年に日本代表は26人中10人が大学を卒業。今は大学に行くのがトレンドだという。 |