パラグラフテキスト |
長野県中野市で「男が女声を刺した」と、昨日午後4時すぎに通報があった。警察官が現場に急行したところ、男が散弾銃とみられるものを発砲。刺された女性と警察官2人の合わせて3人が死亡。その後現場に倒れていた高齢女性の死亡も確認された。近所に住む男性が犯行の様子を間近で目撃。北の方から助けを呼ぶ女性の声がして、必死に逃げる女性をそれを男が追っていたという。男は迷彩服ヲ着て迷彩柄の帽子とサングラスをつけていたという。そして、男性の目の前でためらうこと無く女性を刺したという。男は目撃者を襲わず歩いて帰ったため、慌てて通報したという。やってきたパトカーを男が後ろから追いかけ、運転席側から警察官に向かって銃を撃ったという。やがて現場近くの自宅に立てこもった。そこは、中野市議会の青木正道議長の家で、男は議長の長男だった。立てこもり現場周辺には、至る所に警察車両が配置され、規制線も張られ取材班の車も離れることになった。現場には、シールドや防弾チョッキを着た警察が多く見られ、一帯は緊迫した状態になった。午後8時すぎに立てこもり現場から、2回発砲音が響いた。そして、午後8時半頃に現場の住宅から男の母親が逃げ出し、警察に救助された。さらに日付が変わると、中に残っていた親族とみられる女性も救助された。地元の中学校には、現場周辺の方の避難所になっていた。そして事件発生から約12時間後、男が自宅から出てきたところを身柄確保となった。男の同級生だったという男性に話を聞くと「ちょっとミステリアス」などと話した。大人になってから、あまりうまくいってないという話を聞いていたという。一線を越えるような事をしてしまう人だとは思っていなかったので、このようなことになって驚いているという。午前5時前に、中野警察署に男を乗せた車が入っていった。 |