パラグラフテキスト |
松原タニシは殺人物件という怪談話を紹介。事故部件にいままで住んできたと言うがその中で奇妙なものを書かされた場所があったという。それは入居同意書というもので、実際のものを紹介。その内容は特別募集住宅の中で殺人があった部屋を借りることを同意するという内容だったというがそこに後輩と住むことになったと答えた。まずは部屋に入るなり、どこで前入居者が亡くなったのかを調べることになったというが、花瓶に薔薇をさして一番先に枯れるかを検証し、その結果浴室だったと答えた。松原はお風呂場でなにかがあったのでは?と推測。さらに自分の部屋の畳の色が一枚だけ違い、その畳を踏むと違和感があったという。その中を観ると黒い血痕のあとがあったと答え殺人事件がこの部屋だ起きたと思ったという。また自分の携帯電話に留守電が入っていて、それが知り合いからのもので、その人に入れたかを確認したが、いれていないときっぱり言われてしまったという。再生するとその音声はゴボゴボという音が2分間も続いていたと言う。近所の定食屋の大将にすぐそこの集合住宅に住んでいると言うと、その人は殺人事件があった場所とはっきりそういったと答えた。その事件では息子が母親を暴行し、そのあとお風呂場に顔を沈めて殺したという事件が起きた場所だと言ってきたという。松原はその留守電の音声はお風呂に沈められた母親の断末魔だったかもしれないと答えた。 |