パラグラフテキスト |
まず木村さんに聞いたのはジャニーズで活動を始めた理由。オーディションを受けたのは36年前、中学2年生の頃だった。親戚が履歴書を送ったそうで、「3~4回拒否しました。その時は覚悟していない。勝手に履歴書を送った人が『やりたくてもできない人たちがいるんだから、1回行ってきなよ』って言われて、『分かったようるせーな』みたいなテンションで行ったら、地下鉄を降りて階段を上がって、言われていた場所に向かっていたら『すみません、これ受け取ってください』って言われて見たら、女の子が手紙と丸い缶に入ったビスケットを渡されて、入っていた手紙に『まだ名前も知らない君へ。これから応援させてください』って手紙をいただいて、なんかすげぇなって思って。いただいた手紙とビスケットを持ってお邪魔したら、三百何十人くらいの方が一堂に踊っていて、なんじゃこりゃって。『せっかく来たんだったら一番うしろでやっていきなよ』って言われて、できないし。前の人がやっていることを真似するしか無い。でもできなくて、できないということに『くそー』って思って。『来週もあるから来なよ』って言われて、なんだこのおじちゃんって思って。『そもそもジャニーさんってどこにいるんですか?』って聞いたら『僕だよ!』って。次の週も行くようになって…という感じでした」などと話した。悔しさからジャニーズに入ることを決めた木村さんだが、アイドルになれるイメージはなかったそうで「中2のときに好きな女子に告って、『好きな先輩がいるから』って断られて。その時に女子もういいやって」などと話した。 |