| パラグラフテキスト |
はるか先まで続く大行列。時に3時間待ちという超人気店はラーメン屋。創業から10年で次々店舗を増やし、年商10億円を売り上げる「人類みな麺類」。系列店を含め全国に49店舗、しかもどの店舗も行列ができる繁盛店のカラクリを調査するのは紅しょうがの2人。早速店内に入り、ラーメン界の風雲児、UNCHI株式会社の社長・松村貴大さんに話を聞く。年商10億円ものゼニを生み出す社長が一番こだわるのは「行列」。その行列を生み出す仕掛けの1つ目は「店名のインパクト」。10年前に「人類みな麺類」と名付け大行列ができたことをきっかけに「くそオヤジ最後のひとふり」「ラーメン大戦争」などインパクトある店名をつけることで客が噂し、一度行ってみたくなるという。さらにメニューは3種のみ。鶏ガラベースのいたってシンプルなラーメンだが、インパクトある巨大なチャーシューが入っている。ラーメンにもインパクトをつけることで噂が噂を呼んで「並んででも食べたい」と行列ができる。「店名＆メニュー」のWインパクト作戦が成功した。さらに系列店の「くそオヤジ最後のひとふり」では貝をてんこ盛りにしたインパクト大の「あさりらーめん」、「世界一暇なラーメン屋」という行列とは正反対の店名では汁無しまぜそばに「KANKODORI 閑古鳥」とネーミングしたところ「面白い」とSNSでバズってまたまた行列店に。狙い通り次々繁盛店を生み出し続ける社長は、常に新メニューの開発をしているという。新メニューをひらめくたびに変な名前の新店をオープン。それぞれ異なるインパクトが有るため、そちらにも行列ができるという。グランフロントで今年3月にオープンして以来、カフェ風の店舗で行列を生み出している新メニューのラーメンとは？ |