パラグラフテキスト |
ランドセルについて子どもたちに聞いてみると「いつも重い感じで持つのに大変」という回答があった。実際にランドセルの中身を見せてもらうと、漢字ドリル、家の勉強、宿題などが入っていた。ランドセルの中身は年々重くなっているという調査結果もある。この調査では去年の調査からさらに0.3kg重くなっていた。ランドセルを重いと感じる子どもは実に全体の9割に上った。小学校でタブレット端末の導入が進んでいることなどが背景にあると考えられている。こうした状況を踏まえて、神戸 中央区のメーカーでは、これまで牛革や人工皮革を使ったランドセルを製造してきたが、今年からより軽量なナイロンを使った製品の受注生産を始めた。通常商品の3~4倍の注文があったという。ファミリア商品部の石井美里さんは、選択肢の一つとして選んでもらえれば、等とかたっていた。従来の形に拘らず軽さを実現したのは大阪・西区にあるアウトドアメーカーは、去年7月からバックパックの開発を始めた。重さを930グラム、価格も低く抑えることに成功した。モンベル広報部の大塚孝頼係長は、学校で配られるノートパソコン タブレットも入れられるようにパソコン用のポケットを設計したなどと紹介した。来月から全国発売することになった。二宮直輝は、形・機能・価格を含めていろんな選択肢が増えるのは歓迎すべきことだと思った、と述べていた。 |