パラグラフテキスト |
問題点が浮き彫りとなったJアラートについてスタジオ解説。そもそもJアラートとは、日本の領土・領海に落下する恐れがある、もしくは日本上空を通過する恐れがある場合に発出されるもの。流れとしては北朝鮮からミサイルが発射された場合、自衛隊などイージス艦が飛行状況を探知し防衛省に情報が送られ、内閣官房に情報が共有、その後消防庁に情報がおくられJアラート発出となる。きのうの場合は、きのう午前7時39分ごろにミサイルが発射され、Jアラートが発出されたのは通過予想時刻の2分後だったとされるも、上空通過の情報も誤りで再度情報が訂正された。先月4日の午前にもJアラートが発出、7時22分ごろに発射されJアラートが7時29分ごろに発出されたが、この時間は青森の上空通過とほぼ同じ時間帯だったとされている。Jアラートの発出について、SNSでは「どこに逃げればいいの?」「ただ報じるだけじゃなくどうすれば良いのかも教えてほしい」などの声があがっている。5年前の内閣府の調査によると、8・9月に北朝鮮がミサイルを発射、Jアラートが発出された12道県の人は「避難できなかった・しなかった」が8割となったという結果もある。内閣官房のホームページによると、Jアラートが出た際の行動について、屋外にいる人は近くの建物の中か地下に避難、建物がないときは物陰に身を隠すか地面に伏せて頭を守ること、屋内にいる場合は窓から離れるか窓のない部屋に移動することとしている。 |