| パラグラフテキスト |
午前0時から始まった東京・浅草「浅草酉の市」から熊手作りを生中継する。間瀬さんが手にしている熊手には来年の干支のウサギが飾られている。ウサギには「飛躍する年になりますように」との意味が込められている。間瀬さんは酉の市発祥の神社と言われている浅草の「鷲神社」に来ている。「酉の市」は毎年11月に開催されており、江戸時代から約250年続いている。今年は4日・16日・28日に開催。熊手は爪の見た目から「福をかき集める」という意味が込められていて、縁起物として商売繁盛などの願いが込められている。これ以外にも生き物や七福神など様々なモチーフがある。中でも人気なのがタヌキの熊手。他を抜くで「たのき」となり、競争で勝ちたい方にオススメ。今年は暗いニュースが多かったので、来年は明るくなるようにという願いが込められた「黄金の熊手」もある。今回、熊手を作る工房を特別に見せてもらった。竹を曲がりやすくするために火で熱し、鉄パイプを使って丸めて爪の部分を作る。爪をまとめて型を作ったら、それを3週間乾燥させ最後にしめ縄とオカメを竹にはめる。特別にこの場で縁起物を付けていただく。来年の干支のウサギ、振れば願いが叶う「打ち出の小槌」、株が上がって評判が上がる「カブ」などを付けて熊手が完成した。 |