パラグラフテキスト |
日本で働く外国人労働者は2019年辺りからベトナム出身者が増加、これは技能実習生としてを含め政府がベトナム人労働者の招聘に力を入れてきた背景がある。そんな中で検挙される来日外国人の中でベトナム人が2年連続最多となっている。昨夜岡山県警と大阪府警が岡山市内にあるベトナム人向けナイトクラブへの強制捜査を行った。このクラブでDJとして働いていたブイ・ティエン・ダット容疑者がクラブから在留資格以外の報酬を受けていた疑いが持たれている。平日は金属プレス加工の仕事に従事していたブイ容疑者、週末には各地のナイトクラブで不法就労を行っていたという。こうしたベトナム人による犯罪が急増、先月にはベトナム国籍の夫婦がオーバーステイのベトナム人らを雇い不法就労助長の疑いで逮捕されている。夫婦は大阪・ミナミでベトナム人向けナイトクラブを経営。関係者によるとこのナイトクラブで技能実習生として在留するベトナム人をDJなどとして違法に雇っていた可能性があるという。家宅捜索前に店に潜入すると、客の殆どがベトナム人で、その多くが技能実習で来日していると話した。店内でDJにカメラを向けると、従業員数人に囲まれて店から出るように促された。店側は営業に関してあくまでクリーンなものだと主張した。その一方で警察はこうしたベトナム人向けのナイトクラブが犯罪の温床になっていると見て、更なる摘発も視野に入れている。 |