パラグラフテキスト |
続いてやって来たのは橋本市にある織物の会社。橋本市高野口町はパイル織物と呼ばれる柔らかい繊維に覆われた織物の生産が昔から行われてきた。中でもこちらでは人工的なファー「エコファー」を主に取り扱っている。工場では生地の裁断を行っているが、ほとんどファーが舞っていない。代表の岡田次弘さんとエコファーのボールを作る。まず生地を丸く切る。大曲アナが切るとファーが舞った。裏地だけを切るのがファーが散らばらない理由。中に綿を入れながら生地を縫い合わせると完成。最後に訪れたのは同じ橋本市にあるダンボールの加工会社。これまで梱包用のダンボールを中心に作ってきたが、8年前にダンボールで家具やインテリアなどの生産を始めた。代表の寺本忠司さんが作るのはダンボールのランプシェード。ドーナツ型に裁断したダンボールを使う。最後にランプが入れば積み重ね方は自由。大曲アナはドレスをイメージしたランプシェードを作成した。今週末に迫った「和歌山ものづくり文化祭」。菊井さんは「自分たちの強みはこんなところにあったんだと新たな気付きになってくれてる会社が沢山あるんじゃないかと感じている。工場に迷い込むような気持ちで面白いものを見つけに来てもらえるといいなと思う」などと意気込みを語った。 |