番組詳細

[ 18:00:00 - 18:01:13 ] 73秒 詳細
本日の世界遺産は「アラスカ・カナダの氷河地帯」。氷河が生まれる場所へなど放送内容を伝えた。

[ 18:01:13 - 18:04:52 ] 219秒 詳細
4つの自然公園からなる「アラスカ・カナダの氷河地帯」。面積は日本の国土の4分の1ほどで中心にある「セント・イライアス山地」に氷原が広がる。アラスカにある「ランゲル-セント・イライアス国立公園」には最大幅11km以上のハバート氷河が存在し高いところで100mあり、氷河内部で氷が崩れる音が確認される。ハバート氷河では1日に何度も崩落する様子が確認される。氷河が成長する理由が崩落・溶ける氷より川の上から流れてくる氷の量が多いため。

[ 18:04:52 - 18:12:43 ] 471秒 詳細
ハバート氷河の末端から内陸から80km、カナダにある「クルアーニー国立公園・保護区」に到達する。ココが氷原の中心地になり厚さは最大1000mになる氷に覆われている。カナダ最高峰となるローガン山は標高5959mあり、この一帯には5000m級の山々に囲まれている。標高2600m地点には6、7月の2ヶ月間だけ観光客も利用可能なキャンプ地があり、スタッフ等もこの地にとどまり撮影をする。メインテントでは食事ができるようになっている。キャンプオーナーに話を聞くとメイン点とは5月に氷原から掘り起こしたもので去年畳んで置いていたが4mも雪が積もっていたという。氷原では夏でも氷点下を記録することも珍しくなく溶けずに氷が作られていく。雪が多いのは5000m級の山々が集まる地理的な理由がある。上昇気流が山にぶつかり、高地に大量の雪を降らす。スタッフが滞在したのは初夏の6月だったが夜は-7℃まで落ち込み、テントにはうっすらと雪が積もった。また氷原は強い風により表面が僅か凹凸があり真上からみると不思議な光景を見ることができる。大きな窪みは「クレバス」となっている。

[ 18:14:13 - 18:17:54 ] 221秒 詳細
アラスカ・カナダの氷河地帯にある世界最大級の氷原に山々がそびえるのか理由を探る。山の上に立ち山肌を確認すると本来横に向いている地層が縦に傾いているのが確認される。これは隆起する際に地層が捻じ曲った結果出来た。他の山肌には地下深くにある花崗岩が確認される。太平洋プレートの移動により地層の塊が北米大陸に近づき、地下にあった花崗岩などが隆起し山地が誕生。

[ 18:17:54 - 18:20:20 ] 146秒 詳細
氷河から溶けた氷は川となり麓の森を潤す。水が濁っているのは氷河に含まれていた岩屑が大量に含まれているため。夏になるとサーモンが産卵のために川を遡る。それを狙ってグリズリーも姿を表す。

[ 18:20:20 - 18:22:33 ] 133秒 詳細
カナダにあるカスカウルシュ氷河。黒いラインは氷河が運んできた岩屑で堤防のように積み上がっている。末端では他の氷河と同様後退していっている。溶けた水はクルアーニー湖に流れ込んでいる。そしてその川原には砂漠のような光景が広がっている

[ 18:24:03 - 18:27:30 ] 207秒 詳細
カスカウルシュ氷河の川原にある砂は氷河が山を削ったもので、この光景は近年誕生したという。キャンプオーナーによるとかつてはこの辺りにも水があったという。水位が下がったのは川の水が激減したからである。

[ 18:27:30 - 18:27:45 ] 15秒 詳細
世界遺産の次回予告。

[ 18:27:55 - 18:28:00 ] 5秒 詳細
ベスコングルメの番組宣伝。