番組詳細

[ 10:05:00 - 10:06:20 ] 80秒 詳細
台風シーズン到来。気象の専門家による最新の台風情報と命を守る備えを徹底解説する。

[ 10:06:20 - 10:12:08 ] 348秒 詳細
今回のテーマは台風シーズン到来、温暖化でより脅威に！ナビゲーターは台風科学技術研究センターの坪木和久さん。温暖化で台風が強大化している。世界の熱帯低気圧の分布、2018年の台風21号の映像を紹介。スーパー台風の最大風速は毎秒67m以上。日本の宮古島や石垣島を通過したことがある。

[ 10:12:08 - 10:16:43 ] 275秒 詳細
2013年の台風30号ハイエンはフィリピンに上陸。高潮によりタクロバンは壊滅的な被害を受けた。高潮のメカニズムを研究する田島教授は、被害の実態を明らかにすることでスーパー台風の破壊力に迫ろうとしている。海岸沿いの住宅を襲った高潮は9m以上。これほどの高潮が発生した原因は猛烈な風だった。

[ 10:16:43 - 10:20:47 ] 244秒 詳細
台風の風が2倍になれば高潮は4倍になる。台風の急速発達は海水温の上昇が原因。日本付近の海は過去100年で1度以上温度が上がっている。スーパー台風が日本に上陸したらどうなるか。1959年の伊勢湾台風では死者・行方不明者5098人。多くの人が高潮の犠牲となった。

[ 10:20:47 - 10:24:58 ] 251秒 詳細
伊勢湾台風がスーパー台風の勢力で上陸した場合の被害を3人の科学者がシミュレーション。上陸時の最大風速は75m。暴風域は直径900km。ライフラインが長期間寸断され、高潮が大きな被害をもたらす。

[ 10:24:58 - 10:30:16 ] 318秒 詳細
スーパー台風にも適切に備えれば被害を最小限に抑えられる。風による災害：家の周囲の物をしまう、固定する。雨による災害：洪水・土砂災害は適切な避難。自治体は広域避難の取り組みも進めている。そのためには台風予測の精度向上が必要で、台風の航空機観測が行われている。

[ 10:30:16 - 10:35:34 ] 318秒 詳細
2017年に行われた大型台風の航空機観測の様子を紹介。民間ジェット機をチャーターして台風に向けて飛行。2日間にわたって台風21号の観測を行った。目の周辺にドロップゾンデという観測装置を投下し、気圧・気温・湿度・風速を測定。さらに台風の目に突入して観測した。

[ 10:35:34 - 10:38:28 ] 174秒 詳細
台風の強さを決めるのは目の中の暖気核。非常に強い台風では気象衛星による推定の精度が下がる。直接観測することで正しい強度を知ることができる。ドロップゾンデの実物を紹介。

[ 10:38:28 - 10:39:28 ] 60秒 詳細
台風の暴風対策を紹介。飛びそうなものは家の中にしまう。雨戸やシャッターで窓を守る。

[ 10:39:28 - 10:44:45 ] 317秒 詳細
連続する台風に要注意。2019年には4つの台風が連続して接近し、東日本を中心に大きな被害をもたらした。台風15号の特徴は猛烈な風。台風19号の暴風域は観測史上最大規模で、死者・行方不明者107人、住家の全半壊3万棟以上。さらに台風20号と21号の影響による大雨が続き、相次いで被害を受けた地域では厳しい生活が続くこととなった。

[ 10:44:45 - 10:49:15 ] 270秒 詳細
2019年9～10月に接近・上陸した4つの台風による被害を紹介。台風15号は記録的な暴風で千葉県を中心に甚大な被害。19号は関東甲信・東北地方などで記録的な大雨。20号は東日本から東北地方にやや強い降水。21号は千葉・福島などで大雨による被害。大気の川が1秒間に50万トンの水蒸気を台風に送り込んでいる。雨台風に対しては大雨が降る前に避難することが重要。