番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240528 > エピソード: 1719006

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 コンテナ全部開けちゃいました!
エピソード名 〜東京港編〜
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-05-28 01:02:00 〜 2024-05-28 01:47:00
WireActionデータ更新時刻 2024-05-29 15:49:33

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=15203066]
オープニング [topic=22554413] 詳細
[ 01:02:00 - 01:03:08 ] 68秒 詳細
オープニング映像。
オープニングトーク [topic=22554414] 詳細
[ 01:03:08 - 01:04:08 ] 60秒 詳細
千葉雄大とゲストのホラン千秋が挨拶をした。ホランさんは大学生のときにスーパーでアルバイトをしていてきれいに陳列するのが好きだった、コンテナが美しく並んでいる姿は大好きですと話した。今回は東京港。

(コンテナ全部開けちゃいました!) [corner=15203067]
中国から来たコンテナ [topic=22554415] 詳細
[ 01:04:08 - 01:12:22 ] 494秒 詳細
東京港は首都圏約4000万人の生活・産業を支える。輸出よりも輸入が多い。年間450万以上の取り扱い量で日本で最も多くのコンテナが行き交う。2020年に一度開けたとこがあるがコロナ禍を経てコンテナの中身にも変化が出てきているようです。最初は中国・上海港から来たコンテナ。東京港までは約4日かかる。まず盗難防止の鍵・シールを壊す。中身はキッチントレーラー。けん引用アタッチメントがついたフォークリフトで引っ張り出す。車体とコンテナの壁との幅が狭いので発泡スチロールをあてて傷つかないよう慎重に約30分かけて取り出された。東京ではここ数年キッチンカーの出店が増加傾向で10年前の倍以上。イベントや行楽地へ出店する機会の増加や販売スペースと出店者をマッチングする事業ができ場所の確保が容易になった。コロナ禍に自治体が車を買うときの補助などの後押しがあり新しい出店が増加した。キッチントレーラーが安く早く作れる秘密を探りに中国・江蘇省の製造工場へ。年間2000台以上を生産。90%以上が中国国外、主にヨーロッパ・アメリカ・マレーシアなどに輸出。ステンレスの調達や加工に優れた厨房器具の業者が多く存在しその技術を生かしキッチントレーラー製造事業に参入。中国製は納期や価格がおよそ3分の1。移動式ペットサロンも作っている。
台湾から来たコンテナ [topic=22554416] 詳細
[ 01:12:22 - 01:19:14 ] 412秒 詳細
マイナス30℃~プラス30℃まで温度管理可能なリーファーコンテナ。台湾・高雄港から東京港まで4日かけてやってきた。中身は台湾パイナップル。輸入量は2021年にそれまでの7~8倍に急激に増えた。主な輸出先は中国が占めていたが2020年に検疫上の理由で輸入を停止し日本への輸出を強化した。台湾パインは芯まで柔らかくて食べられて酸味が少なく甘みを感じる。フィリピン産は日本まで運ぶのに8日かかるが台湾は4日なので完熟したものが傷まずに運べる。台湾パインの7割はそのまま店に置かれ3割はカットフルーツとして加工される。1人でも食べ切れる手軽さからカットフルーツ市場は年々拡大。カットパインはスイカと並んでカットフルーツの2大人気となっている。東京・八王子のカットフルーツ工場では手作業でカットしていた。機械だと負荷がかかって果汁が出てしまう。30分で500個のパインをカット。現地ではパイナップルは料理に使われパイナップルとゴーヤのスープ、きくらげとパイナップルの炒めもの、パイナップルチャーハンなどが一般的。
韓国から来たコンテナ [topic=22554417] 詳細
[ 01:19:14 - 01:24:35 ] 321秒 詳細
韓国・釜山港から来たコンテナ。東京港まで3日かかる。中身は韓国のり。日本への輸出が2002FIFAワールドカップ頃から増え始めた。韓国のりが世界で人気の秘密を探った。工場では年間5億枚を生産し10か国以上に輸出。欧米諸国では健康に気をつけている人が特に多いのでゴマ油にコレステロール値を下げる効果のあるヒマワリ油をブレンドしたものを使用し輸出先の国のニーズにあわせていることも人気の理由。のりは韓国で最も輸出額の多い水産物輸出の柱。韓国のりがスナック感覚で食べられているイギリスではBBQ味、チリ味、わさび味などもある。韓国では味のついていない普通ののりも作られていてそれも合わせた輸出額は日本の40倍にもなる。世界ののり市場の7割が韓国産。韓国のりは「黒い半導体」とも呼ばれ始めている。日本ののりの生産量は徐々に減少。海水温の上昇が原因といわれている。韓国は海水温が低いので安定したのりの生産ができる。日本の回転寿司やコンビニおにぎりも韓国産のりが使われることも。
ハワイへ運ばれるコンテナ [topic=22554418] 詳細
[ 01:24:35 - 01:29:58 ] 323秒 詳細
アメリカ・ホノルル港へ輸出されるコンテナ。ホノルル港から2週間かかる。中身はふりかけ。戦前に日本からハワイに移り住んだ移民の方々がハワイにふりかけを広めたといわれていて今ではローカルフードとして根付いている。ハワイではポップコーンにあられを入れて溶かしバターをかけてたっぷりののりふりかけを入れた「ハリケーンポップコーン」が定番フレーバーとして大人気。ポキ丼に味のトッピングとしてのりふりかけ“”・ぶぶあられが使われている。はちみつ味のアイスにのりふりかけを練り込んだ「ハニーふりかけアイス」はお店の看板メニュー。ふりかけアイスを食べたホランさんは「おいしい!磯の香りがふわっとバニラの甘さの中に香って」とコメント。
港のスーパーマシン [topic=22554419] 詳細
[ 01:29:58 - 01:34:30 ] 272秒 詳細
1時間で30以上のコンテナを船から陸へ積み下ろす、「キリン」の愛称で親しまれるガントリークレーン。30トンのコンテナを軽々運ぶリーチスタッカー。海に浮かぶゴミを吸い込む清掃船。世界有数の船舶密集地の東京湾で今回紹介するスーパーマシンはハイテクコンテナ船すざく。自動離着岸用データシステム、最新の赤外線カメラを搭載し誰も船に乗らないで自動操縦を可能にした。2025年の実用化を目指し特に船が混雑している東京湾で実証実験を行い開発を続けている。2022年3月に東京港と津松阪港の往復790kmの無人運航実験に成功したときの映像。他船が行き交う海域での無人運航は世界初。荒天など緊急時には人の手による遠隔操作も可能。千葉県幕張のビルの中に仮設された操縦席から愛知県沖の船を操縦した。遠隔操船によって毎日家に帰れる船長や航海士ができれば最近増えている女性航海士などにとって勤務がやさしくなるので需要が高まってくると期待されている。開発チームによると海難事故の80%が居眠りやうっかりミスなどのヒューマンエラーなのでAIを使った自動運航によってそうしたミスが減りより安全になるのではないかとのこと。
エストニアから来たコンテナ [topic=22554420] 詳細
[ 01:34:30 - 01:40:03 ] 333秒 詳細
エストニア共和国・タリン港から来たコンテナ。エストニアは北欧のバルト三国で最も小さくIT先進国としても有名。東京港まではドイツ・ハンブルク港で載せ替えるので3か月かかる。中身は室内用の組み立て式サウナ。コロナ禍以降、サウナブームで自宅に設置する人が増えた。組み立ても分かりやすく、サウナストーブとガラスの扉を取り付ければ1人用サウナの完成。フィンランドのサウナは伝統的な銭湯のようなサウナが多いがエストニアのサウナは今風なデザインだという。エストニア共和国大使館のオリバーさんはエストニアもサウナ大国の1つでみんなサウナを持っていると話した。毎年開催される若者に人気のイベントが街なかにある18か所のサウナを巡るサウナマラソン。フィンランドと同じ文化圏のエストニアでは13世紀にはサウナ文化が存在したとされる。家の中で最も神聖な場所とされ分娩室として使う人もいた。2014年にエストニアのスモークサウナがユネスコ無形文化遺産に登録された。
中国から来たコンテナ [topic=22554421] 詳細
[ 01:40:03 - 01:46:45 ] 402秒 詳細
中国・蛇口港から来たコンテナ。東京港までは1週間かかる。扉を開けると主に軽めの段ボールを輸送するときに使用する荷崩れ防止ネットが。中身はカプセルトイ。最近では駅構内で専用コーナーが設けられるなど規模を拡大。国内カプセル玩具売上額は前年比35%増で初の600億円超え。カプセルトイの8割は中国製。製造工場では手作業で塗装。パーツの取り付けは小さな筆で接着剤をつけて。カプセル詰めも手作業。2016年に海外の観光客にあまった小銭を使ってもらおうと空港にカプセルトイが設置されさらに人気を得た。千葉雄大さんはカプセルトイが大好きでむしゃくしゃすると回すクセがある、この間9000円使っちゃいましたと話した。