番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240224 > エピソード: 1699548

エピソード情報

放送局 NHK総合
プログラム名 ドキュメント72時間
エピソード名 新宿 24時間営業のドラッグストア
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-02-24 09:30:00 〜 2024-02-24 10:00:00
WireActionデータ更新時刻 2024-02-24 11:00:18

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=14987193]
オープニング [topic=22225731] 詳細
[ 09:30:00 - 09:31:15 ] 75秒 詳細
今回の舞台は大都会新宿のど真ん中にある24時間営業のドラッグストア。薬はもちろん、化粧品やお弁当も売っていて、様々な人がやってくる。クリスマスから3日間、年の瀬の日常を見つめてみた。

新宿 24時間営業のドラッグストア [corner=14987194]
12月25日(月) [topic=22225732] 詳細
[ 09:31:15 - 09:38:43 ] 448秒 詳細
新宿駅の近くにあるドラッグストアでクリスマスの午後に撮影開始。結構広い店内。何かを探している人に話しかけた。ボイストレーナーをしているという男性。疲れている彼女のために栄養ドリンクを選んでいるところだった。続いてヘルメットを被った男性がいた。解体業をしていて、休憩の合間にアイスを買いに来たのだという。店内にはお菓子やお弁当など食料品もいっぱいある。化粧品や調剤薬局もある。調剤薬局へやってきた2人組に声をかけた。生理痛のための薬をもらっていた。ファミレスのバイトを辞めて、現在はアイドルをしているという。今日はクリスマスの夜。多くの外国人観光客や、これからパーティーをするバイト仲間4人組などが見られた。夜3時、歩いている人はだいぶ少なくなった。そんな中、1人やってきた男性に声をかけた。忙しくてクリスマスケーキが食べられなかったため、ここで代わりのお菓子などを購入しているところだった。男性は現在は中古DVDなどを販売するお店を経営しているが、かつてはジャーナリストをしていた。しかし世の中の変わらなさに疲れ、自分が楽しいと思うことをして生きていこうと決意し、転職したのだという。
12月26日(火) [topic=22225733] 詳細
[ 09:38:43 - 09:47:03 ] 500秒 詳細
撮影2日目。犬が入った大きなリュックを背負った男性がいた。今日はペット用品を見に来たのだという。彼女と一緒に来ていた。2人とも自営業で、男性はフィットネス会社を経営していて、女性はコーチング・カウンセリングに関する仕事をしている。最近悩みを抱える人が増えていて、女性はその助けになりたいのだという。お昼どき、お弁当を選ぶ女性に声をかけた。女性はかつて拒食・過食症だったという。なるべくヘルシーなものを探していた。続いてパスタを選ぶ男性に声をかけた。雀荘で働く30歳で、ここは値段の安さも魅力だという。夜遅くになっても調剤薬局に来る人は多い。抗うつ剤と睡眠薬を受け取りにきた男性がいた。不登校だった過去を持つ19歳の大学生で、今でも心に疲れが来やすいという。担架で運ばれていくお客さんがいた。アレルギーの薬を購入しに来たが間に合わなかったとのこと。少し休むと回復し、幸い大事には至らなかった。早朝5時、女性が1人やってきた。夜11時台まで働いたあと終電を逃してしまっていて、これから朝食を買って帰って寝るのだという。女性は奨学金がまだ残っており、今度ダブルワークをするという。様々な理由で訪れる人たちを都会のドラッグストアは受け止めてくれる。
12月27日(水) [topic=22225734] 詳細
[ 09:47:03 - 09:55:18 ] 495秒 詳細
撮影3日目。朝早くから出勤前の人で混み合っていた。化粧品売り場で何かを探す男性に声をかけた。清掃のアルバイトでトイレの裏側を見るために使う手鏡を探していた。男性はアルバイトの傍らモールアートをしていると言い、スマホを取り出し自身が作った作品を見せてくれた。本当はモールアートを自分の仕事にしたいのだという。お昼すぎ、真剣な眼差しで薬を選ぶ女性がいた。20代で糖尿病となり、人工透析をしていたが、医師からは腎臓移植をするように勧められていた。親に腎臓をゆずってもらおうと最初は思っていなかったが、母親が泣きながら「腎臓あげるよ」「親より先に死ぬのがいちばんの親不孝」などと言われ、女性は腎臓移植を行い、最近は職場にも復帰できたという。夜、店内に和服姿の女性がいた。女性はキャバクラで働いており、お店を出てすぐに買ったばかりのつけまつげを付けていた。女性はインフルエンサーなどを目指しているという。
12月28日(木) [topic=22225735] 詳細
[ 09:55:18 - 09:59:45 ] 267秒 詳細
撮影4日目。朝、食品売り場に年配の男性がいた。男性は朝3時間、オフィスなどの清掃をして年金の足しにしている。かつては歌舞伎町で宝石屋をしていたがバブル崩壊で廃業した。「自分はどうあるべきか」、その答えを探し、彷徨い、みんな都会で生きている。仕事の合間にかぜ薬を買いに来た会社員に声をかけた。良いことも悪いこともあった1年で、良いことの1つは再婚したことだと教えてくれた。難聴の薬を買いに来た出版社勤務の女性に声をかけた。褒められたいという欲求から無理をしてしまうことがあるという。無理をしないと成長しないんじゃないかとも感じている。