番組詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240120 > エピソード: 1692106
エピソード情報
放送局 | NHK総合 |
---|---|
プログラム名 | Dearにっぽん |
エピソード名 | 「“夢物語”と言われても〜広島・ある大学生の模索〜」 |
カテゴリ | 一般実用 |
放送時間 | 2024-01-20 05:15:00 〜 2024-01-20 05:40:00 |
WireActionデータ更新時刻 | 2024-01-20 07:23:20 |
コーナー・トピック・パラグラフ
(オープニング)
[corner=14906438]
オープニング
[topic=22103221]
詳細
[
05:15:00
-
05:16:55
]
115秒
詳細
オープニング映像。今回紹介するのは核兵器廃絶を訴える広島出身の大学生。
オープニング映像。今回紹介するのは核兵器廃絶を訴える広島出身の大学生。
(Dearにっぽん)
[corner=14906439]
“夢物語”と言われても〜広島・ある大学生の模索〜
[topic=22103222]
詳細
[
05:16:55
-
05:27:43
]
648秒
詳細
21歳の高垣慶太さん。3年前に広島から東京の大学に進学し、国際政治や世界の紛争について学んでいる。広島で生まれ育った高垣さん、6歳のときに原爆資料館を訪れ、想像を超える展示にショックを受けたという。そんな彼は曽祖父の被爆体験を祖父母から聞かされたという。そこから核兵器の残額性に触れ、曽祖父の体験を伝えたいと国内外で活動を開始した。こうしたことを伝えるのは彼自身「使命」だと感じているという。そんなある日、韓国からの留学生であるソンさんと話す高垣さん。ソンさんは韓国で兵役の経験があり、敵が北朝鮮だと教えられたと語る。それ故に核兵器廃絶を素直に受け入れられないのだと語った。高垣さんは異なる考え方の人達にどう伝えるべきかと考えていた。そんなある日、高垣さんは被爆を経験した切明千枝子さんと会うことに。核兵器禁止条約の会議でスピーチすることになっていた高垣さんは、切明さんの話をもう一度聞きたいのだと考えた。切明さんはかつて被爆した際に多くの下級生を火葬した経験を持っている。切明さんは「平和なんて危ういもの、油断すれば逃げていってしまう。だからこそ皆でしっかりと捕まえておかなければ。でないと簡単に戦争が起きてしまう」と自身の考えを高垣さんに託した。
21歳の高垣慶太さん。3年前に広島から東京の大学に進学し、国際政治や世界の紛争について学んでいる。広島で生まれ育った高垣さん、6歳のときに原爆資料館を訪れ、想像を超える展示にショックを受けたという。そんな彼は曽祖父の被爆体験を祖父母から聞かされたという。そこから核兵器の残額性に触れ、曽祖父の体験を伝えたいと国内外で活動を開始した。こうしたことを伝えるのは彼自身「使命」だと感じているという。そんなある日、韓国からの留学生であるソンさんと話す高垣さん。ソンさんは韓国で兵役の経験があり、敵が北朝鮮だと教えられたと語る。それ故に核兵器廃絶を素直に受け入れられないのだと語った。高垣さんは異なる考え方の人達にどう伝えるべきかと考えていた。そんなある日、高垣さんは被爆を経験した切明千枝子さんと会うことに。核兵器禁止条約の会議でスピーチすることになっていた高垣さんは、切明さんの話をもう一度聞きたいのだと考えた。切明さんはかつて被爆した際に多くの下級生を火葬した経験を持っている。切明さんは「平和なんて危ういもの、油断すれば逃げていってしまう。だからこそ皆でしっかりと捕まえておかなければ。でないと簡単に戦争が起きてしまう」と自身の考えを高垣さんに託した。
[
05:27:43
-
05:39:45
]
722秒
詳細
11月、アメリカ・ニューヨークを訪れた高垣さん。そこで目にしたのはパレスチナで民間人が犠牲になっていることを訴えるデモだった。パレスチナ問題に関して「難しいな」と語る。赤十字国際委員会の代表としてスピーチをする高垣さんは、その内容を思案していた。なぜ自分がこの活動に関わり続けているのか、その問いにすぐさま答えがが出せなかった。スピーチ当日、高垣さんは切明さんが伝えた「思い」をスピーチで伝えた。滞在最終日、高垣さんはかつてアメリカの核実験が繰り返されたマーシャル諸島出身の若者と話をすることとなった。彼らは「最初自分には責任がないと感じていた、だが放射能により傷を負った祖母の姿を見て伝える義務があると感じた」のだとこうした活動に参加する理由を話してくれた。高垣さんは活動に関する難しさを彼らに打ち明けた。そして彼らもまた同じだと考えているのだと話してくれた。ただ彼らは「僕らだけじゃなく同じような仲間がいるはずだ」と語ってくれた。帰国した高垣さんは、ゼミで核兵器廃絶のに関して「情熱を持って活動することが大切じゃないか」と語った。かつて高垣さんの考えに疑問を呈していたソンさんは「核兵器に関して、使われるにしろ廃絶するにしろ大きな動きはあるのだろうか」と疑問を投げかけた。そのうえで高垣さんの活動は廃絶に向けた動きと世の中の動きを合致させる確率を上げるための準備なのではないかと考え方を述べた。2人は今後大学院に行って学ぶという。切明さんは高垣さんのような存在を「救い」だと語った。
11月、アメリカ・ニューヨークを訪れた高垣さん。そこで目にしたのはパレスチナで民間人が犠牲になっていることを訴えるデモだった。パレスチナ問題に関して「難しいな」と語る。赤十字国際委員会の代表としてスピーチをする高垣さんは、その内容を思案していた。なぜ自分がこの活動に関わり続けているのか、その問いにすぐさま答えがが出せなかった。スピーチ当日、高垣さんは切明さんが伝えた「思い」をスピーチで伝えた。滞在最終日、高垣さんはかつてアメリカの核実験が繰り返されたマーシャル諸島出身の若者と話をすることとなった。彼らは「最初自分には責任がないと感じていた、だが放射能により傷を負った祖母の姿を見て伝える義務があると感じた」のだとこうした活動に参加する理由を話してくれた。高垣さんは活動に関する難しさを彼らに打ち明けた。そして彼らもまた同じだと考えているのだと話してくれた。ただ彼らは「僕らだけじゃなく同じような仲間がいるはずだ」と語ってくれた。帰国した高垣さんは、ゼミで核兵器廃絶のに関して「情熱を持って活動することが大切じゃないか」と語った。かつて高垣さんの考えに疑問を呈していたソンさんは「核兵器に関して、使われるにしろ廃絶するにしろ大きな動きはあるのだろうか」と疑問を投げかけた。そのうえで高垣さんの活動は廃絶に向けた動きと世の中の動きを合致させる確率を上げるための準備なのではないかと考え方を述べた。2人は今後大学院に行って学ぶという。切明さんは高垣さんのような存在を「救い」だと語った。