番組詳細

[ 15:07:00 - 15:08:22 ] 82秒 詳細
祇園祭は平安時代に疫病退散を願って始まったと伝えられ、毎年7月17日に絢爛豪華な山や鉾が街なかを進む前祭の「山鉾巡行」が行われる。きょうは午前9時に巡行が始まり、京都市中心部の四条通では先頭の「長刀鉾」に乗った稚児が神聖な区域との境を示すとされるしめ縄を刀で断ち切った。交差点では水をまいた竹の上で車輪を滑らせて直角に方向転換する「辻回し」が披露された。途中、あわせて23基の山や鉾のうち「鶏鉾」の車輪の一部が壊れ、巡行を中止するトラブルがあった。沿道には午前9時半の時点で、警察発表でおよそ3万8000人が集まったという。

[ 15:08:22 - 15:09:53 ] 91秒 詳細
平成23年9月の紀伊半島豪雨で、田辺市の伏菟野地区では山の斜面がえぐられるように崩れる「深層崩壊」が起きて、高校生2人を含む5人が亡くなった。地元の衣笠中学校では4年前から災害の教訓を学ぶ授業を行っていて、きょうは1年生70人余りが参加。土砂崩れが起きた現場で生徒たちは住民から、かつては民家や田畑があり美しい景観が広がっていたのにそれが一瞬で失われてしまったことや、早めの避難が大切だということについて説明を受けた。山の斜面には復興の象徴にしようと地元の住民たちが桜やもみじの植樹を行ってきており、生徒たちは災害の大きさや住民の復興への思いを感じていた。