番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240601 > エピソード: 1321658

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 有吉のお金発見 突撃!カネオくん
エピソード名 不動の人気!黒部ダムを大調査
カテゴリ 一般実用
放送時間 2024-06-01 20:15:00 〜 2024-06-01 20:55:00
WireActionデータ更新時刻 2024-06-02 15:00:23

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11415616]
今回のテーマ [topic=17404609] 詳細
[ 20:15:00 - 20:16:55 ] 115秒 詳細
今回のテーマは「黒部ダム」。去年完成から60周年を迎え、年間約100万人の観光客が訪れる。今年も4月15日から観光期間が始まると全国からファンが殺到。外国人観光客にも大人気。安全を守るべく日々奮闘する職員さんの努力、絶対不可能といわれた約60年前の大工事の過酷な実態に迫る。
オープニング [topic=17404611] 詳細
[ 20:16:55 - 20:17:10 ] 15秒 詳細
オープニング映像。
オープニングトーク [topic=17404610] 詳細
[ 20:17:10 - 20:18:18 ] 68秒 詳細
カネオくんの声を担当する千鳥・ノブはイジられることが多いという。ゴルフをしていたら、隣のコースでラウンドしていた若い女子たちが「クセが?」と言ってきたので、振り返って「クセがすごい」と言ったら、ノブのことは見ずにパターを打っていたという。有吉弘行にも「クセが?」とイジられ、即座に「すごい」と返した。

(黒部ダムを大調査) [corner=11415617]
突撃!観光人気No.1の黒部ダムのお金のヒミツ [topic=17404612] 詳細
[ 20:18:18 - 20:22:55 ] 277秒 詳細
黒部ダムがあるのは富山県と長野県の県境。立山連峰と白馬連峰に挟まれた渓谷に位置し、えん堤の高さは186mで日本一。ダムの上は遊歩道になっていて、長さは492m。貯水量は約2億トンで東京ドーム約161杯分。総工費は513億円。ケーブルカーやロープウェー、雪の大谷を進むバスなどを乗り継ぐ富山ルートと、バスで向かう長野ルートの2通りの行き方がある。3000m級の山の中にあるため、冬場は閉鎖。観光は4月中旬~11月30日まで。毎年約100万人の観光客が訪れる。今年は4月15日にルートが開通した。ダム湖は遊覧船が運航されているが、今年の4月15日は湖が凍っていて運航できなかった。観光客のお目当てはド迫力の放水。水量は毎秒10トン以上。観光放水期間は毎年6月下旬~10月中旬まで。観光地としてだけでなく、水力発電の規模も日本トップクラス。黒部川第四発電所など黒部川流域にある12の発電施設の発電量は年間30億キロワットアワー。約100万世帯分の1年間の電力に相当する。
超大変!巨大な黒部ダムの安全点検 [topic=17404613] 詳細
[ 20:22:55 - 20:26:20 ] 205秒 詳細
黒部ダムはたった4人が交代制で24時間管理している。2人1組で迷路のような点検用の通路に入り、水漏れ・停電など異常がないか点検する。広いため数日かかるという。打診棒で壁を叩いて音の違いを確認したり、クラックスケールを使ってひび割れの幅を1mm以下で測定するなど、五感をフルに使った繊細な作業が続く。黒部ダムは186mと日本一の高さを誇るため、アップダウンの連続。1日に歩く距離は7kmを超えることもあるという。ダムから発電所へ水を送る鉄管の点検では約2600段の階段を徒歩で降りなければならない。日本で2番目に高い「あべのハルカス」の1610段を超え、ビル96階分に相当する。冬場はマイナス20度にもなり、1日で約1m雪が積もるため、雪かきも大変。雪崩が起きて外への扉が開かなくなることもあるという。
このあと [topic=17404614] 詳細
[ 20:26:20 - 20:26:40 ] 20秒 詳細
このあとは約60年前に行われ、壮絶を極めた黒部ダム建設の裏側に迫る。
スタジオトーク [topic=17404615] 詳細
[ 20:26:40 - 20:27:55 ] 75秒 詳細
VTRが終わってスタジオトーク。有吉弘行が「続きはプロジェクトXで」と語ると、カネオくんは「うちでやります」とツッコんだ。ゲストの榊原郁恵は黒部ダムに行ったことがないので、一度は絶対行きたいと語った。
仰天!恐怖のダム穴!世界のクセつよダム [topic=17404616] 詳細
[ 20:27:55 - 20:29:40 ] 105秒 詳細
マヂカルラブリー・村上はアメリカの「モンティセロダム」に行きたいという。グローリーホールと呼ばれる穴が有名。穴を映像で紹介した。穴の直径は約22mあり世界最大級。

(歴史に残る黒部ダムの建設工事) [corner=11415620]
壮絶!歴史に残る黒部ダムの建設工事 [topic=17404622] 詳細
[ 20:29:40 - 20:34:25 ] 285秒 詳細
黒部ダムと黒部川第四発電所の完成までには延べ1000万人が従事し、7年の歳月をかけた日本土木史上に残る壮絶な工事と数々のドラマがあった。工事を総力的に特集した2000年6月放送「プロジェクトX」の映像を借りて工事の様子を紹介した。建設の機運が高まったのは1950年代。戦後の急速な経済復興を遂げる一方、国内のインフラ整備が遅れ、関西地域は深刻な電力不足となっていた。工場は週2日操業停止となり、一般家庭は週3日電力がストップした。電力を確保するため関西電力が計画したのが黒部ダムだった。問題となったのは莫大な建設費とわずかな工期。建設費用は当時の価格で513億円。当時の関西電力資本金の5倍にのぼり、海外からの融資などで調達したが、工期のリミットは7年だった。当時の社員は「行くこともできないような場所、10点満点で1か1.5くらいの調査しかできない状態で決断がされた」と振り返った。現場は北アルプスの3000m級の高い山々に挟まれ、ベテラン登山家以外、足を踏み入れることのない秘境だった。工事の着工は1956年8月。高さ186mと前代未聞の巨大ダムで必要なセメントは約40万トンにも及んだ。工事に必要な資材を届けるため、長野県大町市からダム建設地を結ぶ5.4kmのトンネルが計画された。7年の工期に間に合わせるにはトンネルを1年で完成させる必要があったが、工事は困難を極めた。
黒部ダム伝説の難工事(1) [topic=17404623] 詳細
[ 20:34:25 - 20:38:35 ] 250秒 詳細
黒部ダム伝説の難工事(1)「わずか80m進むのに7か月!日本土木史に残るトンネル工事」。2交代制で24時間工事を行い、日本記録を塗り替えるスピードで進んでいたが、1700m掘り進んだ地点で大量の水と土砂が噴き出す異変が起きた。破砕帯と呼ばれる軟弱な層にあたり、地下水が最大で毎秒660リットルも噴き出した。作業員は冷たい地下水を浴びながら、トンネルの両側に水抜き用の穴を掘り、薬液とセメントを注入し地盤を固めて掘り進んだが、工事は想定外の大幅な遅れとなった。冬になるとマイナス20度を記録したが、厳しい寒さで地下水が減少する奇跡が起き、破砕帯を突破し、その3か月後にトンネルが貫通した。トンネルは全長5.4kmだったが、わずか80mの破砕帯を抜けるのに7か月かかり、全体の工事も7か月遅れてしまった。
黒部ダム伝説の難工事(2) [topic=17404624] 詳細
[ 20:38:35 - 20:41:00 ] 145秒 詳細
黒部ダム伝説の難工事(2)「前代未聞!決死の雪上輸送作戦」。資材運搬用のトンネル工事が遅れる中、ダム建設チームもただ待っているだけではなかった。工事責任者の中村精さんは全国から剛力(山の運び屋)を400人集め、道なき道の資材運搬を決行。大型の重機は立山の中腹まで引き上げ、黒部まで雪山を滑り下りる作戦を取った。雪を待つ作業員たちはわずかな保存食で飢えをしのぎ、資材を無事運び入れることに成功した。資材運搬用のトンネルも完成し、1958年6月にダム本体の工事が本格化したが、数多くの問題が持ち上がった。
黒部ダム伝説の難工事(3) [topic=17404625] 詳細
[ 20:41:00 - 20:42:30 ] 90秒 詳細
黒部ダム伝説の難工事(3)「運びこまれた約80トンものダイナマイト」。ダムを建設するには山の表面の土砂を削る必要があったが、その暑さは数十mもあり、重機では工事の遅れを取り戻せなかった。そこで工事責任者の中村精さんは大量のダイナマイトで山肌を一気に吹き飛ばした。当時の爆破映像を紹介した。工事の遅れを取り戻すことに成功した。
黒部川第四発電所 [topic=17404626] 詳細
[ 20:42:30 - 20:43:45 ] 75秒 詳細
黒部ダムの建設と並行して黒部川第四発電所の建設も進められた。2002年の紅白歌合戦で中島みゆきが歌った場所は発電所に資材を運ぶためのトンネル。マグマの影響で岩盤は100度超え。熱湯が噴き出し、やけどが相次ぐ過酷な工事だった。作業員はホースで水をかけ合いながら掘り進んだという。
医師 鈴木康彦さん [topic=17404627] 詳細
[ 20:43:45 - 20:45:56 ] 131秒 詳細
鈴木康彦さん(当時28歳)は、たった1人の医師として厳冬期も黒部峡谷の現場で寝泊まりし、黒部ダムの建設に力を尽くした。結婚してわずか半年ほどで、妻が体調を崩したとの報せが届いたが、鈴木は「工事が続く限り離れるわけにはいかない」と下山を拒否したという。作業報告で下山することになった隊員に精一杯の気持ちを込めた妻への贈り物を託した。
カネオクイズ [topic=17404628] 詳細
[ 20:45:56 - 20:49:37 ] 221秒 詳細
クイズを出題。鈴木医師が妻への思いをこめ、隊員に託した贈りものとは?。正解は「自分の手のぬくもり」。鈴木と握手して受け取った隊員はどこにも触れないよう右手をかばいながら下山し、ぬくもりを妻に伝えたという。
ダム&発電所が完成 [topic=17404629] 詳細
[ 20:49:37 - 20:51:00 ] 83秒 詳細
1963年6月に黒部ダム&黒部川第四発電所が完成した。工事着工から6年10か月と4日、7年の工期に見事間に合った。命がけで挑んだ人々の努力の賜物だった。殉職者慰霊碑を前にした工事責任者の中村精さんは「この人たちが働いてくれなかったできない。本当にこの人たちのおかげですよ」と語った。
スタジオトーク [topic=17404630] 詳細
[ 20:51:00 - 20:52:45 ] 105秒 詳細
VTRが終わってスタジオトーク。有吉弘行は「またプロジェクトXが見たくなった」、新内眞衣は「ぬくもりの話で心を打たれた」、マヂラブ村上は「ダムは今でも人の役に立っているが、お笑い芸人はそういうのがあるのか、自分の在り方を考えさせられた」と語った。

(エンディング) [corner=11415618]
次回予告 [topic=17404617] 詳細
[ 20:52:45 - 20:53:00 ] 15秒 詳細
「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の次回予告。