番組詳細

[ 06:00:00 - 06:01:08 ] 68秒 詳細
オープニング映像が流れた。

[ 06:01:08 - 06:02:35 ] 87秒 詳細
鈴木保奈美が今まで読んだ本の中で憧れている人物は、村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」のアネモネ。初めて村上龍の作品を読んで「こういう世界があるんだ」とびっくりして、今も春になるとアネモネの花を飾るという。ビジネス関連の本は苦手だという。今回スタッフが書店に張り込んで、ビジネス書の売り上げランキングを調査してきたという。

[ 06:02:35 - 06:06:45 ] 250秒 詳細
今最も売れているビジネス本は？スタッフが書店に1ヶ月張り込んで調査。今回調査するのはジュンク堂書店池袋本店。ビジネス本売り上げランキング第10位「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」。お金の貯め方ではなく使い切り方に焦点をあて、人生を豊かにする9つのルールを紹介している。第9位「物語思考」。自分を物語の主人公だと考え成長するストーリーを設計しようというメソッドを教えてくれる。第8位「1分マインドフルネス」。話題のマインドフルネスの入門書的一冊。科学的にストレスと不安を遠ざけ、今ここに集中する方法を紹介。第7位「イーロン・マスク 上」。今年1番の話題作。マスク自身が語り尽くした初の公式伝記。第6位「任せるコツ」。マネージャーやリーダーの指南書として話題。第5位「否定しない習慣」。プロのコーチが使っている否定しないコミュニケーション技術と、そのコミュニケーションの習慣についてまとめた一冊。第4位「月の商人」。女性ならではの感性を活かせば成功できると説く、数百人を成功に導いてきたメンターが書き下ろした女性が起業を考える前に読むべき一冊。

[ 06:06:45 - 06:08:35 ] 110秒 詳細
書店で手にとって購入する人の中に気になる方がいた。分厚い言語の本を買っていた男性。他にもあるということで本棚を拝見。本棚には言語関係の本がずらりと並んでいた。男性は「違う言語をやると世界が広がる感じがする」などと話した。

[ 06:08:35 - 06:08:42 ] 7秒 詳細
ビジネス本売り上げランキング 気になるベスト3を発表！

[ 06:12:42 - 06:14:49 ] 127秒 詳細
ビジネス本売り上げランキング第3位「’24 会社四季報 業界地図」。過去最多192業界の最新トレンドが網羅されている。第2位「頭のいい人が話す前に考えていること」。誰でも頭のいい人になれる「黄金法則」を伝授する一冊。第1位「イェール大学集中講義 思考の穴」。名門のイェール大学で大講堂が毎回満員となった大人気授業を完全収録。「思考の不具合」を改善する世界最高の思考法を解説。

[ 06:14:49 - 06:17:15 ] 146秒 詳細
梅田蔦屋書店では関西最大級のシェアラウンジを併設し、ワークスペースやBOOKライブラリーが完備されている。店長の北田博充さんがBOOKライブラリーの約2000冊の本を厳選した。北田さんオススメのビジネス本の芹沢蓮さんの「未顧客理解」は買っていない人に焦点を当てたマーケティング本で、ノンユーザーやライトユーザーを増やしブランドが成長するという考え方の本である。北田さんは普段本を読まない人などがどうやったら本の魅力に気づいて買ってもらえるかを問題意識として持っており、当書のように未顧客に関する本は出ておらず参考になるという。

[ 06:17:15 - 06:22:13 ] 298秒 詳細
丸善 丸の内本店は和書約100万冊・洋書約12万冊の在庫数を持つ総合書店で、鈴木保奈美さんの行きつけの書店である。保奈美さんは最上階から順に見て回っている。ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」は、天才的な知能を手に入れた主人公の葛藤を描いた感動作。保奈美さんが勧める三浦しをんの入門編は辞書を編集する出版社の編集部の物語の「舟を編む」と、林業に従事する主人公の悪戦苦闘の日々を描く「神去なあなあ日常」である。野間文芸新人賞を受賞した村上春樹3作目の長編小説「羊をめぐる冒険」は、友人からの手紙をきっかけに羊を探す冒険へ出る物語である。保奈美さんが村上春樹を読み始めたきっかけは高校生の頃に読んだという村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」で、もう一人村上さんという人で双璧のような方がいると思って読み始めたという。他の村上龍作品では、北朝鮮反乱軍による福岡侵攻を描いた「半島を出よ＜上＞＜下＞」などを読んだという。保奈美さんが最近ハマっているのが、人類がどれほどヘマをしてきたのかをユーモラスに描くトム・フィリップス著者ねぎ田亜希翻訳の「メガトン級「大失敗」の世界史」である。

[ 06:22:13 - 06:22:23 ] 10秒 詳細
このあと 保奈美流名作を見つけるコツ

[ 06:26:23 - 06:33:32 ] 429秒 詳細
丸善 丸の内本店2階フロアでは、文芸コーナー、趣味・旅行本、コミックコーナーがある。保奈美さんは単行本の話題書コーナーに入った。井上真偽の「アリアドネの声」は、巨大地震で逃げ遅れた女性の救出作戦を描くミステリーである。話題書コーナーを見終えると、旅行書コーナーに入った。「地球の歩き方 ムー」は地球の歩き方と月刊ムーがコラボしたもので、超古代文明やUMAなど世界の七不思議スポットを紹介している。美術コーナーに入った。朽木ゆり子の「消えたフェルメール」は、フェルメールの「合奏」を盗んだ犯人を追うドキュメンタリーである。文学コーナーに入った。保奈美さんの本を買う決め手は、新聞・雑誌の書評を参考にし、最初の3行くらいで判断するという。劉慈欣著者、大森望、光吉さくら、ワン・チャイ訳、立原透耶監修の「三体」は、世界でシリーズ累計発行2900万部の中国発のSF小説である。保奈美さんは最初の3行を読んで、いけると判断した。コミックコーナーに入った。保奈美さんが新刊が出たら買うようにしているという入江亜季の「北北西に曇と往け」は、アイスランドを舞台に探偵を描くジュブナイル・ミステリーである。

[ 06:33:32 - 06:35:15 ] 103秒 詳細
1階フロアは丸の内という場所柄もあり、ビジネス本が充実している。ウォルター・アイザックソン著者井口耕二翻訳の「イーロン・マスク＜上＞」は、イーロン・マスク本人が語り尽くした初の公式伝記である。保奈美さんは最初の3行を読んで、面白そうと判断した。保奈美さんは今回の本屋巡りについて「一回欲しいものだけかごに入れるのをやってみたい」と話した。

[ 06:35:15 - 06:35:29 ] 14秒 詳細
このあと名作『TUGUMI』に隠された秘密

[ 06:39:29 - 06:55:06 ] 937秒 詳細
吉本ばななは1987年にキッチンでデビューし、その後発表する小説がミリオンセラーとなり現在30か国以上で翻訳・出版されている。担当編集者・石原によると、バイト中も執筆活動をしていたという。表紙のイラストを担当した増子由美も一緒にバイトしていた。出産してから子どもが小説に出てくるようになっているか聞かれ、吉本ばななは大体経験してから10年くらいしないと書けない、大体マイナス10歳のひとたちを書いているイメージなどと話した。吹上奇譚は、異世界と通じているという吹上町を舞台にした双子のミミとこだちの物語を描いた作品。吉本ばななは、経験から家族は生々しくて、他の人なら優しくなれる関係性を描くことが多いと話した。また、男性キャラは自分の男版だという。TUGUMIは、西伊豆を舞台に口の悪い生意気な美少女を中心とした少年少女の出会いと別れを描く。鈴木保奈美は、つぐみが格好良すぎてちょっとアンチだったなどと話した。吉本ばななは、女の子は自分のような人を書くときもあるがどちらかというと友達になりにくいタイプだと話す。また、物語の方を書きたいから人はそこにうまくフィットさせるという。吹上奇譚について、吉本ばななは長編を書く根気がないため分冊にすれば頑張れるのではなどと話した。

[ 06:58:41 - 06:59:00 ] 19秒 詳細
エンディング映像が流れた。