番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240412 > エピソード: 1310147

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 時論公論
エピソード名 東北新幹線脱線事故 地震へのさらなる対策
カテゴリ 時事解説
放送時間 2024-04-12 23:30:00 〜 2024-04-12 23:40:00
WireActionデータ更新時刻 2024-04-13 01:13:32

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11297602]
オープニング [topic=17232087] 詳細
[ 23:30:00 - 23:30:08 ] 8秒 詳細
オープニング映像。

(時論公論) [corner=11297603]
東北新幹線 脱線事故 地震へのさらなる対策 [topic=17232085] 詳細
[ 23:30:08 - 23:39:49 ] 581秒 詳細
宮城県と福島県で最大震度6強を観測した2年前の地震の際、東北新幹線が脱線した。運輸安全委員会は調査報告書をまとめ公表した。乗客6人が軽いけがをした。新幹線の地震対策の課題について中村解説委員が解説。東北新幹線は脱線しても逸脱防止ガイドがレールに引っかかる仕組みになっているが、今回の地震では12の車輪がガイドがレールを超えた。脱線しても逸脱しないはずと考えられていたため、関係者に衝撃が走った。報告書によると地震の揺れで車体が左右に回転するように揺れて一方の車輪が浮き上がって脱線し、レールに逸脱ガイドが一旦かかってもその後の揺れでガイドが浮き上がってレールから外れて逸脱したと分析されている。JR東日本はダンパという装置を台車と車体の間に取り付けて揺れを抑える、逸脱防止ガイドの形を改良するという2つの対策を打ち出している。新幹線の地震対策は新潟県中越地震で上越新幹線が脱線したのを教訓に、路線ごとに異なる方式がとられている。上越・北陸・北海道新幹線は東北新幹線と同じ対策だが、東海道・九州新幹線は別の方法をとっている。レールの内側に脱線防止ガードを取り付けている。山陽新幹線はレールとレールの間に逸脱防止ガードを取り付けている。運輸安全委員会は報告書の中で、今回の事故を踏まえて新幹線の対策のさらなる高機能化の検討と実施が必要と指摘している。中村解説委員はより強い地震でも対策が機能するか検証することが必要で、そうした検証で課題を見つけ対策の改善につながることもできると指摘した。