番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240406 > エピソード: 1308809

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜
エピソード名 スカイツリー83分スペシャル
カテゴリ 一般実用
放送時間 2024-04-06 19:30:00 〜 2024-04-06 20:55:00
WireActionデータ更新時刻 2024-04-06 22:42:26

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11283143]
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210971] 詳細
[ 19:30:00 - 19:32:30 ] 150秒 詳細
東京スカイツリー建設の裏には誰にも語られていないドラマがある。述べ58万人がそれぞれの思いを胸に秘め3万6000トンの鉄骨を組み上げる難工事に挑んだ。
オープニング [topic=17210972] 詳細
[ 19:32:30 - 19:33:55 ] 85秒 詳細
オープニング映像。
オープニングトーク [topic=17210973] 詳細
[ 19:33:55 - 19:35:34 ] 99秒 詳細
有馬嘉男らの挨拶。この番組では平成から令和にかけての30年、誰もが知る出来事を陰で支えていた人たちのドラマを発掘してお届けする。今回は東京スカイツリー建設の物語。述べ58万人が関わる大プロジェクトだった。

東京スカイツリー天空の大工事~世界一の電波塔に挑む~ [corner=11283144]
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210974] 詳細
[ 19:35:34 - 19:52:02 ] 988秒 詳細
2003年、200m級のビルが次々に建設され東京タワーの電波が遮られていることが課題となっていた。関東一円に電波を届けるには600m級の電波塔が必要だった。設計は日建設計の吉野繁と小西厚夫が手掛けることになった。デザインを担当することになった吉野には新たな東京のシンボルをという課題が突きつけられていた。スカイツリー建設には致命的な難点があった。それは敷地の狭さだった。吉野は正三角形から上に伸びると円形に変わる独特のデザインを描いた。このタワーをあらゆる地震に耐えられるものにせよ、という難題が構造設計の小西厚夫に課せられた。小西は伝統建築、五重塔を地震から守ってきたと言われる心柱に通じる仕組みを持ち込むことにした。小西が考えた心柱の長さは375mの鉄筋コンクリート。地震の時、遅れて揺れることで、互いの揺れを打ち消し合う効果を持つという。小西は阪神・淡路大震災を経験していたので地震対策に執念を燃やしてきた。2006年11月24日、スカイツリーのデザインが発表された。その姿に建設関係者は頭を抱えたという。無数の鉄骨が幾何学的に連なり組み上げは困難。しかも中心には心柱がある。どんなやり方ならタワーを建てれるのか。名だたるゼネコンがこの難問を解くべくエースを投入した。大林組で任されたのは田辺潔。田辺は4年、書庫にこもり、あらゆるぎ法を学んだ。そして出た答えが3万7000本の鉄骨を立体パズルのように組み上げていく方法だった。そしてゲイン塔は地上で組み立て中心の空洞を通し釣り上げていくことにした。心柱は最後に入れる。この難工事の総合責任者に就任したのは田辺の師、鳥居茂だった。2009年4月6日、スカイツリーの建設工事が始まった。
スタジオトーク [topic=17210975] 詳細
[ 19:52:02 - 19:54:06 ] 124秒 詳細
東京スカイツリーの設計について田辺潔は「自信はなかった。本当にできるのかなって思っていたけどその素振りは絶対に見せなかった功名心をもつとそれがプレッシャーになる」などと話した。
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210976] 詳細
[ 19:54:06 - 20:11:42 ] 1056秒 詳細
東京スカイツリー建設。その先陣を切ったのは鉄骨造だった。求められる強度、加工精度、全てが常識はずれだった。直径2.3mの円形鋼管に求められた制度は誤差わずか6ミリ以内だった。鉄板は全国5社の製管会社に持ち込まれた。佐々木製鑵工業で早速厚さ10cmの鉄板との格闘が始まった。大阪特殊鋼管製造所の村野一秀はこの仕事はやりたくなかったという。しかし営業部の松本敏夫に拝み倒され、仕方なく仕事を受けたという。墨田区の工事現場には全国で仕上げられた鉄骨が続々と運び込まれた。その組み立てを担うトビ。全国から高所作業に定評のある一流が集められた。足は3本、それぞれ別の会社が担当することになっている。東側は村松組・西中建設。北側は鈴木組。西側は宮地建設。宮地建設の職長は31歳の半田智也だった。半田たちを圧倒したのは他のチームの仕事ぶりだった。特に西中のスピードは桁違いだったという。半田が、目を奪われたのは西中・森川哲治の仕事ぶりだった。3つのチームが同時に作業を進める中で、最もスピードが遅かったのが半田たちで足を引っ張っていった。そのせいで、他のチームが次の作業に入れないこともあった。職人も半田のもとから去り、半田は仕事を続ける自信を失ってしまった。
スタジオトーク [topic=17210977] 詳細
[ 20:11:42 - 20:14:07 ] 145秒 詳細
半田智也は「何やってもうまくいかなった。また半田が騒いでるよ、もう俺らはできないっていうのが続きました。朝から晩まで怒ってると言われることもあった」などと話した。
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210978] 詳細
[ 20:14:07 - 20:28:08 ] 841秒 詳細
工事が進む中、半田たちのチームは依然としてスピードが上がらなかった。ある日、トビ同士花見をやらないか?という誘いがあった。酔いもあり半田は森川哲治らに話しかけた。半田、1から勉強し直そうと思い、翌日から森川のチームを訪ね、わからないことを聞くようにした。学んだことを持ち帰り、どうやったらいかせるかチームで話し合った。トビたちからもアイデアがではじめた。こうして3チームの息が合うようになった。大阪特殊鋼管製造所では村野一秀が鉄板と戦い続けていた。村野は4200トンの鋼管を1人で巻き切ることに成功した。2010年8月、タワーは408mまで完成。。タワーのてっぺんにあたるゲイン塔のリフトアップが始まっていた。このころ、総合所長の鳥居は工事を田辺たちに任せ、現場を開けることが増えていた。鳥居は末期の食道がんと判明。しかし周囲には完治したと言っていた。しかし2週間後、鳥居は亡くなってしまった。
スタジオトーク [topic=17210979] 詳細
[ 20:28:08 - 20:32:30 ] 262秒 詳細
東京スカイツリーの設計について田辺潔は「自信はなかった。本当にできるのかなって思っていたけどその素振りは絶対に見せなかった功名心をもつとそれがプレッシャーになる」などと話した。
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210980] 詳細
[ 20:32:30 - 20:44:11 ] 701秒 詳細
鳥居の死から3か月。2010年11月30日、ゲイン塔のリフトアップが山場を迎えていた。てっぺんでリフトアップを任されたのは半田たちだった。2011年3月11日、タワーは高さ619mに達していた。午後1時、半田たちは昼休憩を取っていた。午後2時7分、リフトアップ再開。午後2時46分、東日本大震災が発生。タワーは横に5m揺れたという。第二展望台まで避難したが、ゲイン塔の固定装置が1段外れたままになっていた。半田は固定装置をつけるためもう一度、タワーのてっぺんに行くことにした。40分後、ゲイン塔は無事固定された。3月18日、東京スカイツリーは634mに到達した。そしてみんなで、鳥居の写真をタワーのてっぺんに掲げた。選んだ写真は、亡くなる2週間前、現場を鼓舞する姿だった。
スタジオトーク [topic=17210981] 詳細
[ 20:44:11 - 20:48:18 ] 247秒 詳細
東京スカイツリーが完成したときのことを聞かれ半田智也は「やっと終わったか。肩の力が抜ける思い」などと話した。田辺潔は「最後までいられた。こんなプレッシャーのかかり続ける工事を自分が最後まで、できないんじゃないかなと最初のころ思っていた」などと話した。
東京スカイツリー 天空の大工事 世界一の電波塔に挑む [topic=17210982] 詳細
[ 20:48:18 - 20:52:20 ] 242秒 詳細
東京の新たなシンボルとなったスカイツリー。今、年間400万人訪れている。鉄骨を曲げ続けた村野一秀。妻と一緒にスカイツリーを見に行く日を楽しみにしていた。しかし妻は翌年、くも膜下出血で亡くなってしまった。村野はスカイツリーを見に行くのをやめた。鳥居の妻は夫が亡くなったあとウオーキングを始めた。

(エンディング) [corner=11283145]
エンディング [topic=17210984] 詳細
[ 20:52:20 - 20:52:45 ] 25秒 詳細
エンディング映像。
次回予告 [topic=17210983] 詳細
[ 20:52:45 - 20:53:00 ] 15秒 詳細
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