番組詳細

[ 21:55:45 - 21:55:50 ] 5秒 詳細
オープニング映像。

[ 21:55:58 - 21:58:25 ] 147秒 詳細
港で待つ仲間にいち早く成果を知らせるため、高らかに掲げられる大漁旗。震災から13年、漁師たちの無事を祈り、復興を陰で支え続けてきた「旗や伊藤染工場」のアルチザンたちがいる。大漁旗は三陸沿岸では福来旗とも呼ばれる。二代目の伊藤佳伸が下絵を描く。顧客がイメージするデザインを手早く起こしていく。下絵に防染糊を敷く「筒引き」を行うのは、三代目の伊藤康太。2011年の震災後、津波で船を壊された漁師たちの新造船建造のため、大漁旗の注文が殺到した。漁師たちの一日も早い復興を祈り、大漁に喜ぶ姿を思い浮かべながら、制作してきた。プリントも可能な時代に手染めに強いこだわりを持っている。漁師さんたちに「人の手の入ったものを送ってあげたい」との思いがある。美を支える技と心がそこにある。

[ 21:58:55 - 21:59:00 ] 5秒 詳細
エンディング映像。