番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240228 > エピソード: 1300133

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 歴史探偵
エピソード名 大江戸ワンダーランド 大名庭園への招待
カテゴリ 一般実用
放送時間 2024-02-28 22:00:00 〜 2024-02-28 22:45:00
WireActionデータ更新時刻 2024-02-29 00:20:35

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11195094]
今回は... [topic=17084818] 詳細
[ 22:00:00 - 22:01:23 ] 83秒 詳細
今回、知恵、工夫が詰め込まれた大名庭園を特集する。大名庭園と花見の知られざる関係とは?
オープニング [topic=17084819] 詳細
[ 22:01:23 - 22:01:37 ] 14秒 詳細
オープニング映像が流れた。

(歴史探偵) [corner=11195095]
スタジオトーク [topic=17084820] 詳細
[ 22:01:37 - 22:03:27 ] 110秒 詳細
江戸時代、参勤交代のために大名は江戸に屋敷を構えていたが、複数の屋敷それぞれに庭園があったといい、大名庭園は1000を超えていたという。ゲストを歓待するため、趣向を凝らしていたという。
海のテーマパーク [topic=17084821] 詳細
[ 22:03:27 - 22:14:26 ] 659秒 詳細
浜離宮恩賜庭園は徳川将軍の庭園で、最大の特徴は海に面していること。記録によると、11代将軍の徳川家斉は248回、足を運んでいたという。庭園の池は水門で海とつながるように作られ、アカエイやクロダイなど海の魚が泳いでいる。将軍たちは海釣りを楽しんでいたという。メインの池の隣には鴨場が設けられ、海のカモを鑑賞したり、鷹狩りをしていたという。庭園のすぐそばの海で漁師に大規模な漁をさせ、見学もしていたとか。園内にはいくつもの茶屋、将軍の休憩所が設けられ、潮の満ち引きなど、景色の変化を楽しめた。
スタジオトーク [topic=17084822] 詳細
[ 22:14:26 - 22:18:53 ] 267秒 詳細
河合敦氏によると、大名庭園は将軍のみならず、家臣にも人気で、徳川家斉が浜離宮恩賜庭園に行こうとした際、同道したいという幕臣が殺到したという。家斉の御台所は海釣りを楽しんだとされる。また、農民の暮らしを疑似体験できた大名庭園もあったという。新宿区にあったという戸山荘では庭園内に東海道小田原宿の宿場町が再現され、大名の家臣が町人に扮してゲストを歓待した。六義園には古今和歌集などの和歌にちなんだ景色が並んだ。
旅のテーマパーク [topic=17084823] 詳細
[ 22:18:53 - 22:31:06 ] 733秒 詳細
小石川後楽園は水戸徳川家の上屋敷にあった庭園で、2代藩主だった徳川光圀の時代に完成した。高さ1.7mほどの小さな滝があるが、中山道の名所である寝覚の床にちなんだ名前がつけられている。寝覚の床は松尾芭蕉ら文人が俳句で詠んだことで知られる。服部勉氏は「実際の景色を凝縮し、景色を再現する。これは縮景と呼ばれる」と語った。また、庭園内の道は上り坂、回り道で視界を遮り、先に何があるのかと来園者の期待を膨らませる仕掛けとも言える。さらに庭園の池には琵琶湖をイメージしたモチーフが点在し、松は唐崎の一本松を見立てたもの。嵐山の渡月橋も縮景で再現されている。服部氏は「水戸徳川家には参勤交代がなく、光圀は行ってみたい場所、心の旅っていうんですかね。憧れの旅のテーマパークとして造ったのではないか」と語った。
スタジオトーク [topic=17084824] 詳細
[ 22:31:06 - 22:34:17 ] 191秒 詳細
小石川後楽園には白糸の滝、西湖の堤が縮景で再現されている。徳川光圀は中国文化の造詣が深く、朱舜水に師事していたという。河合氏は「大名というのは基本的に旅行は許されていない。参勤交代はあるが、決められたコースを通って予定通りに到着しなければならず、駕籠にも乗っているので周囲の景色をそれほど楽しめたとはいえないのではないか。名所を見たいという気持ちは強かったと思う」と語った。
さいたま市盆栽村に潜入調査! [topic=17084825] 詳細
[ 22:34:17 - 22:42:37 ] 500秒 詳細
さいたま市の大宮盆栽村には江戸の伝統を継承した盆栽屋が関東大震災、戦災を逃れて移り住み、今も6軒が営業を続けている。5代目の山田香織さんは初代から受け継いだ五葉松の盆栽を見せてくれ、樹齢は350年とされる。大名庭園の手入れにも携わっていたという。山田さん自身の作品もあり、鉢の中に庭の景色が再現されている。江戸の職人たちは品種改良でイメージ通りの花、草木を生み出していたといい、朝顔だけで1200系統にものぼる。華やかな園芸の世界は庶民を魅了し、現代では朝顔市、菊まつりなどとして続いている。春のお花見に欠かせないソメイヨシノは一代限りの樹木だが、高度な接ぎ木の技術を駆使して増やし、全国に広めていったのは大名庭園に出入りしていた植木職人だった。そして、春になると人々は桜の名所に集まるようになり、花見が定着した。
スタジオトーク [topic=17084826] 詳細
[ 22:42:37 - 22:44:45 ] 128秒 詳細
河合敦氏によると、江戸時代の終盤には庶民も園芸を楽しんでいたといい、幕末に来日したイギリスの植物学者のロバート・フォーチュンは「日本人はいろんな植物を育てるのを無上の楽しみにしている」と記録に残している。