番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20240224 > エピソード: 1299107

エピソード情報

放送局 朝日放送
プログラム名 日本のチカラ
エピソード名
カテゴリ 教育教養
放送時間 2024-02-24 05:20:00 〜 2024-02-24 05:50:00
WireActionデータ更新時刻 2024-02-24 09:09:58

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=11184545]
オープニング [topic=17069808] 詳細
[ 05:20:00 - 05:20:12 ] 12秒 詳細
オープニング映像。
今回は… [topic=17069809] 詳細
[ 05:20:12 - 05:20:55 ] 43秒 詳細
今回は…北海道美瑛町で酪農を営む家族の物語。
提供 [topic=17069810] 詳細

CM [corner=11184546]

(日本のチカラ) [corner=11184547]
つなぐ 酪農 “丘のまち”美瑛に生きる [topic=17069811] 詳細
[ 05:22:38 - 05:27:57 ] 319秒 詳細
去年6月、浦薫さん(48)が牛舎に行くと子牛が2頭生まれていた。生まれてから20日間ほどは温度管理された哺育舎で飼育される。浦さんは分娩やトラブルに対応するのが酪農と語った。北海道・美瑛町のベイリッチランドファームでは浦さん、妻・好惠さん(50)、長男・怜央さん(25)、次男・十夢さん(23)と3人のスタッフが働いている。乳搾りはロボット搾乳機が担当。牛の首についたタグには歩数計とマイクが内蔵されている。牛は発情すると首のフリが大きくなって咀嚼が減るという。浦さんの仕事場は牧場だけではない。牛舎の仕事を終えると、オフィスに出勤。ジェネシス美瑛は牛用に独自の飼料を作る。2007年に10軒の酪農家が集まって設立。初代の代表は浦さんの父・敏男さん。3年前に引き継いだ。美瑛町では例年6月半ばに牧草の収穫が始まる。約60日発酵させ翌年の飼料になる。牧草だけでなくデントコーン(飼料用とうもろこし)も使う。デントコーンは5月に種をまき、秋に収穫する。もう1つ重要な原料がイアコーン。栄養価の高いデントコーンの実の部分を使い、デンプン率は60%以上。香りはブランデーだという。原料の約8割は美瑛町で収穫した自給飼料。専門家のアドバイスを得て配合し、契約する12軒の酪農家に毎朝届ける。ベイリッチランドファームの牛たちも美味しそうに食べていた。JAびえいも素晴らしい事業だと評価している。
[ 05:27:57 - 05:31:54 ] 237秒 詳細
名産のじゃがいもが白い花を咲かせる7月になると、町内の酪農家は麦わらロール作りに追われる。麦わらは牛たちの寝床となる。「秋まき小麦」の収穫が終わると、麦農家の連絡を受けた酪農家が畑へ向かう。専用の機械で麦わらを丸める。麦わらのお礼に酪農家は牛の糞から作る堆肥を麦農家に提供する。あいにくの雨で麦が湿ってしまい作業は中止となってしまった。夕食は牧場スタッフも一緒にバーベキューを楽しんだ。長男の怜央さんは夕食後にログハウスへ向かった。中はBARになっていた。同級生が来たら楽しく盛り上がるという。怜央さんは高校卒業後の2018年にカナダで酪農実習。質の高い牛の受精卵を持ち帰り、繁殖に成功した。牛の品評会でベイリッチランドファームは優秀な成績を収めている。怜央さんはTikTokなどSNSにも力を入れている。
[ 05:31:54 - 05:34:21 ] 147秒 詳細
8月末になると、牛舎には三男・丈旺さん(21)の姿があった。牛の爪切り「削蹄」を行った。勤務する北見市の削蹄所から車で3時間以上かけてやって来た。社長の片山正幸さんは削蹄師の大会で日本一になった名人。4か月に1回、浦さんの牧場を訪れる。牛の蹄が伸びるとケガや病気につながる。牛乳の質にも影響を及ぼすため、定期的な削蹄が必要になるという。3年目の丈旺さんは10年ぐらい働いて一人前になったら牧場に戻り、兄弟経営を目指したいと語った。
[ 05:34:21 - 05:38:00 ] 219秒 詳細
去年9月、美瑛小学校の4年生が牧場を訪れ、酪農体験をした。ベイリッチランドファームは中央酪農会議から酪農教育ファームの認証を受けている。薫さんは2週間前に美瑛小学校を訪れて事前学習を行っていた。予習してから牛に触れると子どもたちの理解が一層深まると考えている。体験学習では搾乳や餌やりを行い、最後は牛乳で乾杯した。
[ 05:38:00 - 05:41:29 ] 209秒 詳細
次男・十夢さんは作業着ブランドを作りたいと考えている。絵が得意で、子どもの時に牧場で飼っていたジャージー牛を描いた絵は北海道知事賞を受賞した。薫さんの妻・好惠さんは大阪出身。バイク旅行で訪れた美瑛が気に入り、町内の飲食店でアルバイト。客として訪れたのが薫さんだった。現在はバイクだけでなく馬にも乗る。ベイリッチランドファームでは11頭の馬を飼育している。
[ 05:41:29 - 05:45:45 ] 256秒 詳細
9月末になるとデントコーンの収穫が始まった。バンカーサイロに入らないものがイアコーンになるという。10月半ばになると完熟後期に入ったデントコーンが茶色くなった。熟しきった実の部分がイアコーンとなり、巨大なチューブに蓄えられる。畑の収穫はこれで一段落となった。12月になると薫さんの1日は除雪作業から始まる。子牛がいる牛舎にはストーブがついた。ミルクを与えるのは末っ子で長女の望葵さん。東京にある製菓専門学校の1年生。夏休みと冬休みに帰省する。祖父はジェラート店を営んでいるが、去年の夏は人手不足で営業できなかった。望葵さんはこの店を引き継ぎたいと考えている。

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(日本のチカラ) [corner=11184549]
つなぐ 酪農 “丘のまち”美瑛に生きる [topic=17069812] 詳細
[ 05:47:15 - 05:48:33 ] 78秒 詳細
去年の暮れ、19歳になった望葵さんを家族・牧場スタッフが祝福した。元旦には三男・丈旺さんも帰省して家族が揃った。酪農をなくてはならない産業として未来につないでいく。

(提供) [corner=11184550]
提供 [topic=17069813] 詳細