番組詳細

[ 04:50:00 - 04:50:20 ] 20秒 詳細
オープニング映像。

[ 04:50:20 - 04:51:37 ] 77秒 詳細
4年前に起きた京都アニメーション放火殺人事件。犯人を恨まないと決めた遺族が裁判に参加した記録を紹介する。

[ 04:51:37 - 04:58:30 ] 413秒 詳細
寺脇譲さんと小学生の息子は京都・宇治市の畑でじゃがいも堀りをした。毎年家族で訪れていたというが、そこに母親の姿はなかった。母・寺脇（池田）晶子さんは京都アニメーションで活躍するアニメーターだった。2019年7月18日、京都アニメーションの第1スタジオに男が侵入し、ガソリンに火をつけて放火。晶子さんは戻って来なかった。譲さんは息子にありのままの事実を伝えたという。息子は小学2年で母を失い、父と2人だけの生活が始まった。事件の死者は36人。放火殺人事件としては平成以降で最悪となった。犯人の青葉真司被告（当時41）も重度の火傷を負ったが、一命をとりとめた。寺脇家では毎年キャンプへ行くのが恒例だった。2022年は晶子さんが亡くなってから3度目の夏。この頃から親子は思い出の場所を巡るようになったという。

[ 04:58:30 - 05:02:53 ] 263秒 詳細
去年5月、裁判の日程が遺族に知らされた。息子は「なんでそんなことをしたか知れたらそれでいい」と語った。息子の疑問を青葉被告にぶつけるため、寺脇さんは裁判への参加を決めた。現在は殺人などの重大事件の裁判では被害者が発言できるが、日本では長い間、被害者の発言は認められてこなかった。被害者や遺族が声をあげたことで2007年に刑事訴訟法が改正され、被害者参加制度が創設された。事件から4年以上が経った2023年9月5日に初公判が開かれた。弁護側は刑事責任能力を争って無罪を主張した。

[ 05:05:08 - 05:16:55 ] 707秒 詳細
京都アニメーション放火殺人事件で妻を殺害された寺脇譲さん（51）は被害者参加制度を利用して裁判に参加した。2023年9月20日に開かれた第8回公判で青葉被告に直接質問した。質問は事前に検察が確認する。多くの質問が削られ、「その質問して何の意味があるんですか」と言われたことが一番キツかったという。息子が唯一聞いてほしかった「なんでそんなことをしたか」という質問も重複しているとして削られてしまった。妻を殺害され、被害者参加制度の実現に向けて活動した岡村勲弁護士（94）は、検察が理屈でぼんぼん言うのがいかんですよねと語った。寺脇さんは息子の質問をしてもらうため何度も検察に通った。その帰り道に晶子さんが手掛けた作品が公開されると家族揃って訪れていたという映画館を訪れた。裁判の終盤になってようやく息子の質問をできた。青葉被告は「答えにくい質問だと思います」と語り、裁判は結審した。今年1月25日、青葉被告は死刑判決を受けた。翌週から青葉被告は寺脇さんと面会するようになった。寺脇さんは息子には人を恨まないで育ってほしいと語った。

[ 05:17:40 - 05:17:45 ] 5秒 詳細
テレメンタリー2023参加局を紹介。ご意見・ご感想は「テレメンタリー」で検索。

[ 05:17:45 - 05:18:00 ] 15秒 詳細
エンディング映像。