番組詳細

[ 10:05:00 - 10:05:12 ] 12秒 詳細
オープニング映像が流れた後、キャスターらが挨拶をした。

[ 10:05:12 - 10:08:35 ] 203秒 詳細
ロシアがウクライナ侵攻を開始してから700日が経過した。ロシアは24日、ロシア領内でロシア軍の軍用機が墜落したと発表。機内には捕虜交換のため65人のウクライナ人捕虜が乗っていたという。生存者はいないという。大きな疑問・矛盾点が残されている。墜落したのはイリューシン76輸送機で朝、国境に近いベルゴロド州上空を飛行中だった。そこから北東に70キロ離れたヤブロノヴォで墜落。飛行機の機体の一部が剥がれ落ち飛行機が落下。ロシア軍容器が落下していく映像は近くの村で撮影された。燃え尽きた機体の映像。表面に残されたあとが地対空ミサイルによるものだと示している。ロシア政府はウクライナによるものだと非難。ロシア当局は生存者はいないと明言している。ロシアによると機内には65人のウクライナ人捕虜と10人のロシア人軍人が乗っていた。ウクライナ諜報機関はホームページを通じて「現時点では機内に誰が、何人乗っていたのか知るための信頼に足る完全な情報を手にしていない。撃墜された輸送機イリューシン76というのは確実なもののロシア側はなぜこのような大型で高価な飛行機で輸送したのかは不明」などコメント。事故から数時間経過したあとでも中立の機関による検証ができずに責任の所在が不明。

[ 10:08:35 - 10:12:09 ] 214秒 詳細
ロシア軍の軍用機墜落について。軍用機が墜落したのはロシア西部のベルゴロド州。この日はロシアとウクライナの間でそれぞれ192人ずつの捕虜交換が計画され国境のチェックポイントで交換が行われる予定だったという。ロシア側は墜落した軍用機に乗っていたウクライナ軍は74人で全員が死亡したとしている。一方、墜落した軍用機に続いてウクライナ軍の兵士を乗せた別の機体が飛行していたが墜落を受けてルートを変更し無事だったとしている。ベルゴロド州ではロシアによる侵攻開始以降、ウクライナ軍がたびたび攻撃を繰り返していてロシアは軍用機もウクライナ軍が撃墜したと非難している。ロシアのラブロフ外相はウクライナによってテロ攻撃が行われたとして国連安保理の緊急会合の開催を要請した。さらにロシア側はウクライナ軍が使用したのは欧米供与の対空ミサイルだとして、軍事支援を行う欧米側も非難している。一方、ウクライナ当局は軍用機の墜落への関与については明言を避けている。ウクライナ国防省の情報総局は「捕虜の移送ルートなどについてロシアから知らされていなかった」「ウクライナへの国際的な支持を弱めることを目的としたロシア側の計画的かつ意図的な行動だ」などと主張している。ただ、この主張に対してイギリスBBCは「ウクライナは暗黙のうちに軍用機を撃墜したことを認めている」など報じている。ロシアが今後、今回の墜落をウクライナの信用失墜のために使うことは間違いないと言える。ウクライナは去年6月に開始した反転攻勢が失敗したとの厳しい見方が一部で出ている。そして、欧米には支援疲れが広がり、戦場では弾薬不足が深刻化していると伝えられている。こうした中で、ウクライナがどんな理由であれ軍用機墜落に関与していたとあれば欧米からの支援の先細りに拍車をかけるおそれもある。ただ、忘れてはならないのはロシアが始めたものということ。侵攻がなければウクライナ兵が捕虜としてとらえられることもなく、今回の交換も行われることはなかった。ロシアによる侵攻は来月24日で丸2年を迎えようとしている。ウクライナは厳しい状況に追い込まれながら国土防衛の戦いを続けている。

[ 10:12:09 - 10:14:36 ] 147秒 詳細
ロシア軍のウクライナへの攻撃では、北朝鮮の弾道ミサイルが使われているとして欧米各国が非難を強めている。イギリスの研究機関は『弾道ミサイルの残骸からハングルとみられる文字が記載されている部品等が確認され、北朝鮮のミサイルが使用された事を示すものだ』としている。モーターとバッテリーには112という文字が記載されていた。ミサイルはKN23がKN23の可能性があるとしている。一方、ハマスとフーシ派が使用した武器からもハングルの表記が確認された。

[ 10:14:36 - 10:18:23 ] 227秒 詳細
イスラエル軍がハイエニスへの攻撃を強める中、戦闘休止について協議が行われている。しかし、交渉の進展は見通せない状況だ。戦闘開始から100日以上が経過している。イスラエル軍のハレヴィ参謀総長は最も多くの死者が出た場所の1つを訪れ、調査から教訓を学ぶと述べた。イスラエルは戦闘休止を提案しているという。しかし、当面は戦闘が続くと見られている。国連の事務総長はネタニヤフ首相に対して「解決策を拒否し続ける事は緊張を長引かせる。」等と警告した。カービー戦略広報調整官は「マクガーク氏がカイロを訪問している。議題の1つは人質の解放に関する事だ。」等と述べた。

[ 10:18:23 - 10:20:12 ] 109秒 詳細
アメリカの大統領選挙に向け、共和党の候補者選びではトランプ前大統領が優位になる一方で、民主党のバイデン大統領もアメリカの自動車業界を代表する労働組合の支持を取り付けた。ABCは『バイデン大統領とトランプ前大統領の再対決が現実味を帯びてきた』等と伝えている。トンラプ氏はヘイリー氏を攻撃している。

[ 10:20:12 - 10:21:39 ] 87秒 詳細
トランプ氏はニューハンプシャー州で勝利を収めたが、戦いは続く。ヘイリー氏は選挙戦を続ける方針だ。ヘイリー氏は「トランプ氏は私との討論会に応じるべきだ。」等と述べた。ヘイリー氏が撤退を拒んだ事にトランプ氏は激怒した。

[ 10:21:39 - 10:25:09 ] 210秒 詳細
イランの首都テヘランではガザ地区を支援するためバザーや募金活動が行われている。ボランティアの男性は集めたお金はイランの革命防衛隊からガザ地区に送られ生活必需品や壊された家の修理に充てられると説明している。ハマス事務所のハレド代表はインタビューの中でソレイマニ司令官の名前を出した。2年前米軍によって殺害されたが20年以上にわたりコッズ部隊のトップとして各地の武装組織を支援を行なってきた。町中に現れた巨大な垂れ幕にはソレイマニ司令官が武器を配る様子が描かれている。強化しようとしたイランとはマスの関係は30年前から始まった。

[ 10:25:09 - 10:28:22 ] 193秒 詳細
イスラム革命以来、イスラエルを敵視していたイランはもともと、アラファト議長率いるPLOと関係を結んでいた。アラファト議長がイスラエルとの和平交渉に乗り出すとイランは協力相手をハマスに乗り換えた。ラフサンジャニ元大統領の日記にはハマスの幹部を初めて招いたことが書かれている。イスラエルとの対決路線を維持するため手を結んだという。イランはいままで手を出さなかったが先月からイスラエルからの攻撃で革命防衛隊の幹部らの殺害が相次ぐ中、対決姿勢を強めつつある。イラン議会では2017年に革命防衛隊を含む軍部が外務省と調整せず国外活動できることを認める方針を採択した。ノバリ氏は革命防衛隊が独断で動き続ければ他国との軋轢を深める恐れがあると警鐘を鳴らしている。

[ 10:28:22 - 10:31:15 ] 173秒 詳細
土屋さんによると武装勢力のネットワークは抵抗の枢軸と呼ばれイランが主導している。イランが長い協力関係にあるのはヒズボラである。革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害された後、娘がヒズボラの最高指導者ナスララ師の一族との男性と結婚し両家は親戚関係と鳴っており結束の強さを象徴している。航海の船を攻撃しているイエメンのフーシ派はイランとの関係について専門家はフーシ派は武力をもっていなかったがイランからの技術移転により能力を獲得したとした。イランからの報復は避けられず、イラン国内ではネタニヤフ首相の挑発に乗るべきではないと意見もあるが保守強硬派は黙っているわけにはいかないと声が強まっている。

[ 10:31:15 - 10:33:18 ] 123秒 詳細
去年9月、北朝鮮は新たに建造された戦術核攻撃潜水艦を公開した。金正恩総書記は演説で海軍力を強化するために造船工業をさらに発展させる必要があると述べた。同じ時期に韓国国内の造船事業社がハッキングされ図面や設計資料が盗まれた。国家情報員は北朝鮮によるハッキングとみている。去年1月、金正恩総書記が食料不足の解決を指示したがその直後、韓国の農水産関連機関へのサイバー攻撃が繰り返された。金正恩総書記が無人機の生産強化を指示した10月以降は関連機関からエンジン資料を収集しようとサイバー攻撃をした。統一研究員の関係者は北朝鮮は金正恩総書記の指示と関心に応じて攻撃をしていると述べている。去年、国際ハッカー集団などによる公共機関へのサイバー攻撃は前の年に比べて36％増えた1日平均162万件と集計されたがこのうち北朝鮮によるサイバー攻撃が80％だった。国家情報員は最近、北朝鮮内部でサイバー攻撃のためのインフラ強化の動きが見られるとし金融機関やエネルギーなど重要インフラ攻撃を仕掛ける可能性があるとして警戒を呼びかけている。

[ 10:33:18 - 10:36:06 ] 168秒 詳細
24日政府の改革に抗議する 人びとの全ストのため社会活動が停滞している。ハビエル・ミレイ大統領は就任してから時間が経っていない。右派ポピュリストの大統領は継続的な危機に陥っているアルゼンチンを再建しようとしている。人びとの生活への不安が大きくなり抗議行動による圧力が増している。人びとが不満を吐き出すためにアルゼンチン全国からブエノスアイレスに集まった。大幅に切り下げられた為替レートのためペソの価値はドルに対して半分になった。輸出を有利にしたいアルゼンチンの企業は世界市場での競争のために再建するという。しかし国民の収入と高いインフレのため多くの人がドル建てにしていた貯蓄の価値は半分の価値になってしまう。

[ 10:36:06 - 10:37:14 ] 68秒 詳細
アルゼンチンでは深刻な経済状況が続きミレイ大統領は経済を立て直すために国営企業の民営化や補助金の削減など大幅な緊縮策を進めている。アルゼンチンでは先月の消費者物価指数が前年同月比で200％超の大幅な上昇となった。ミレイ大統領が低所得者向けに食料品や燃料の価格を低く抑える制度を撤廃したり、通貨ペソの為替レートを大幅に切り下げたことなどが背景にあり国民の不安は大きくなっている。ミレイ大統領は一連の政策転換で短期的にインフレが加速しても中長期的には回復に向かうと主張しているが大規模な反発を前に改革を進められるのか不透明となっている。

[ 10:37:14 - 10:39:36 ] 142秒 詳細
ナウルは中国との国交を正式に回復した。ナウルは先週、台湾総統選挙の2日後に台湾との断交を発表していた。中国の王毅外相は中国とナウルは地理的には離れているが友好関係には長い歴史があると述べた。王毅外相は24日、北京でナウルのエニミア外相と国交を回復し直ちに大使を交換する共同声明に署名した。台湾と外交関係を持つ国はこれで12カ国のみとなった。ツバルは26日の総選挙後に台湾との関係を見直す見通し。

[ 10:39:36 - 10:42:55 ] 199秒 詳細
絶滅の危機に反する野生動物についての問題。キタシロサイはかつてウガンダやスーダンなどに生息していたが、密猟や環境破壊等によって激減し、今ではケニアの自然保護区にいるメスの親子2頭だけが残っている。このサイの繁殖で代理出産を活用するという。地球上に残る最後のキタシロサイ。ほぼ絶滅したキタシロサイだが画期的な受胎方法により希望が生まれ、世界で初めてサイの人工授精に成功した。キタシロサイに近いがより多くの個体が生き延びているミナミシロサイで実験室で精子と卵子で作った胚を代理母に移植した。何年もかけ13回試みて成功した。必要な物質はベルリンの実験室に保管されている。様々な動物の液体窒素の中で完璧に保存されていて、最も重要なキタシロサイのサンプルも保管されているのでキタシロサイを救う最後のチャンスとのこと。研究者が作った胚は30あるものの最後に残った2頭は妊娠に耐えられないという。プロジェクトを率いるヒルデブラント氏は「これまでの研究スピードから、まもなく最初の子どもが生まれる」などと話した。しかしミナミシロサイの成功は悲劇に見舞われた。妊娠2か月で代理母のサイが関係のないバクテリアに感染して死んだという。解剖の結果、無事生まれる可能性が95％あると判明したため、キタシロサイに研究チームは関心を向けている。2頭が生きているうちに最初の子どもが生まれるようにするため、時間との戦いであるという。

[ 10:42:55 - 10:43:37 ] 42秒 詳細
これまでに入っている主なニュースの紹介。イギリスの研究機関はロシア軍の攻撃で使われた弾道ミサイルの残骸から「ハングル」とみられる文字が記載されている部品などが確認され、北朝鮮のミサイルが使用されたことを明確に示すものだとしている。イスラエル軍がガザ地区への攻撃を強める中で、カタールやエジプトの仲介で人質解放のための戦闘休止についての協議が行われている。ただ、停戦の期間など重要な問題について双方の隔たりが大きいと伝えられ、交渉の進展は見通せない状況である。