番組詳細

[ 17:50:00 - 17:53:05 ] 185秒 詳細
自民党派閥の裏金をめぐる問題。岸田派では2020年までの3年間で約3000万円の収入を記載せず嘘の記載があったとして、東京地検特捜部は元会計責任者を政治資金規正法違反の罪で略式起訴した。安倍派の松本淳一郎被告は、一昨年までの5年間で13億5000万円以上の収支を記載せず嘘の記載があったとして在宅起訴された。二階派では一昨年の5年間で3億8000万円以上の収支を記載せず嘘の記載があったとして、当時の会計責任者・永井等被告が在宅起訴された。しかし派閥を仕切ってきた派閥幹部の刑事責任は問われなかった。注目されていたのは不記載の金額が最も大きかった安倍派の5人衆と呼ばれる幹部や事務総長経験者ら7人の関わりだったが全員立件されなかった。7人のうち複数幹部は安倍元総理や細田衆院議長が担っていたとして、キックバックに関する関与を否定したという。

[ 17:53:05 - 17:55:48 ] 163秒 詳細
検察幹部は「本来国民の監視のもとにあるべき政治資金が裏金になっていた。この事がオープンになり、是正に向かうならば意義があった」「規制法は議員が自身らで作った法律であるにも関わらず好き勝手やっていた。公にしたという意味で事件の立件には意義はある」などと話している。一方特捜部は派閥からキックバックを受けた2人の安倍派議員も立件した。谷川弥一衆院議員は約4350万円の裏金があったとして略式起訴され議員辞職の意向を示しているという。議員側で最高額の約5150万円の裏金があったとして大野泰正参院議員は在宅起訴となったが、先ほど闘う姿勢を見せた。また二階俊博会長自身の事務所では派閥に納ていない「中抜き」の約3500万円が記載されず秘書が略式起訴された。8人が在宅のまま立件され、2人が逮捕された裏金事件。特捜部は今日の処分で政治資金規正法違反事件の捜査に大方の区切りをつけたとみられている。岸田総理は今朝正式に岸田派の解散を表明した。

[ 17:57:27 - 18:00:07 ] 160秒 詳細
岸田総理が口火を切った派閥の解散で総理の表明について自民党内では「岸田の乱」と囁かれるなど戸惑いや反発が広がっている。党の執行部などに一切相談せず自民党の政治刷新本部で派閥のルール作りについて議論を進めている最中に解散を表明。会計責任者が在宅起訴された安倍派では中堅と若手議員の約30人が集まり幹部の責任を明らかにする事と派閥の解散を求める申し入れを塩谷座長に対して行った。参加者の1人によると塩谷座長は非常に重く受け止めていたという。安倍派では先程から派閥の幹事会が行われ、その後の議員総会では解散についても議論となる見通しだという。元会計責任者が在宅起訴された二階派では緊急の議員総会が開かれ派閥の解散を決めている。岸田総理は自民党の本部で麻生副総裁や茂木幹事長らと面会。岸田総理は派閥の解散を決める前に「博打を打たないと逆転は出来ない」と周囲に述べている。勝負に打って出た岸田総理は政権維持に繋げる事が出来るかが今後注目されるという。

[ 18:00:07 - 18:02:05 ] 118秒 詳細
自民党本部から中継。安倍派では午後6時から全所属議員を対象とした議員総会が行われる予定で先程から議員が少しずつ入っている姿が見られている。安倍派では3人の現職国会議員が立件される事態となったが派閥幹部から具体的な指示や説明が無く中堅の若手議員からは不満の声が上がっている。若手議員は「これまでの経緯の説明だけでなく中堅と若手を巻き込んだ事への謝罪がほしい」と話している。今回の事件を受け岸田派と二階派は解散する事になるが問題が無かったとされる麻生派と茂木派と森山派は派閥の解散には慎重な姿勢を見せていて今後世論の反応も見ながら対応を決めるという。岸田派の幹部によると岸田総理が派閥を解散する事を決めたのは昨日の夕方だったと話している。昨日は東京地検特捜部が岸田派の元会計責任者を立件する方針を固めたとの報道があり先手を打って派閥の解散を表明した物と見られている。岸田派議員は党内での自分の立場を捨ててでもやるという決議の現れだと話しているが岸田総理が派閥の解散を表明した事で二階派も解散を余儀なくされた形だ。

[ 18:02:05 - 18:05:00 ] 175秒 詳細
議員が立件され最も多額の裏金が指摘されている安倍派も解散は避けられない情勢となっていて自民党の派閥政治は新たな局面を迎えている。国会議員が作った政治資金規正法と言う法律はザル法と呼ばれるほど抜け道が多く議員を処罰するにはハードルが高いという。議員の立件には会計責任者に不記載を指示するなど「共謀関係」の具体的な立証が必要。特捜部は派閥の事務所に関しては約19年ぶりの強制捜査を行った他、政府と与党の要職にあった幹部らにも複数回に渡り事情聴取。幹部らや会計責任者らも特捜部に対し幹部の関与を否定する説明をしており客観的な証拠も見つかっていないという。別の検察官部は「証拠が不十分なのに世論を受けて検察が起訴する社会は危険だ」と話している。あくまでも証拠に基づいて捜査する姿勢を強調している。東京地検は逮捕後に交流が続く池田佳隆衆院議員の関連以外は「処理するものは処理したと考えている」と述べ捜査は1つの区切りを終えている。今後は告発者が検察審査会に申し立てを行えば議決次第では捜査が行われる余地は残る。今回の事件では議員側が作った法律を議員自らが蔑ろにし政治資金に国民の監視の目が届かなくなる状況が長年放置されていた状況に特捜部がメスを入れた事は大きな意義があるという。今後は実効性のある再発防止策を議員自らが作り上げられかが問われている。国会は来週に始まるという。

[ 18:05:00 - 18:06:35 ] 95秒 詳細
昨日東京にある足立区の住宅の床下から、この家に住む高橋徳弘さんと妻の希美江さんの遺体が発見。一夜明けた午前3時過ぎに夫婦の死体を遺棄した疑いでフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者が逮捕。モラレス容疑者は死亡した夫婦の長男の元交際相手で長男との間には金銭トラブルがあった。希美江さんの長年の知人は「息子がフィリピンの人と結婚する予定だった方にお金を貸していた」などと話している。遺体発見時の状況が徐々に明らかになり夫婦の遺体は1階の洗面所の床下収納を取り外した更に下からシートにくるまれた状態で発見している。モラレス容疑者は容疑を否認しているが警視庁は夫婦が死亡した経緯についてもモラレス容疑者が知ると見て調べている。

[ 18:06:35 - 18:11:22 ] 287秒 詳細
石川県輪島市では今日、罹災証明書の申請受け付けが始まった。通常は申請後に現地調査が必要だが、大規模火災で約300棟が焼けた輪島朝市周辺はすでに調査終了してるため即日発行が可能だとしている。一方、石川県では一時最大で3300人余りが孤立状態となっていたが、馳知事は2次避難が進み孤立状態が実質的に解消したと発表。ただ現在も17人が自らの意志で集落にとどまっていて、石川県は2次避難に向けて説得するとしている。27軒52人が暮らす門前町高根尾地区。20年前から消防団で活動していた稲垣さんは、1日の地震の際に同居する母と祖母を外へ逃し、自身は出動のため消防服に着替えている最中に2度目の大きな揺れに襲われ崩れ落ちた2階と大きな梁に挟まれ生き埋めになった。看護師の姉や消防団が駆けつけ救命処置を施したが、意識が戻ることはなかった。

[ 18:11:22 - 18:11:43 ] 21秒 詳細
JNN・JRNは令和6年能登半島地震災害義援金を実施。全額日本赤十字社を通じて被災地に送られる。

[ 18:11:43 - 18:11:52 ] 9秒 詳細
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[ 18:13:07 - 18:13:15 ] 8秒 詳細
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