番組詳細

[ 16:29:00 - 16:30:23 ] 83秒 詳細
全国の刑務所や少年院で、妹を殺された兄が元犯罪者の更生を支えてきた葛藤の10年を追ったドキュメンタリー映画の先行上映が行われている。映画「おまえの親になったるで」は、2月24日から、大阪・十三の第七藝術劇場にて公開。

[ 16:30:23 - 16:35:21 ] 298秒 詳細
スタジオに、映画「おまえの親になったるで」の主人公であり、カンサイ建装工業の草刈健太郎さんが登場した。刑法犯の認知件数は近年減少傾向にあるが、再犯率は50％近く高止まりの傾向が続いている。来年6月から懲役及び禁錮を廃止し「拘禁刑」が導入され、「懲らしめる」刑罰から教育重視に変わっていくという。草刈さんは「悪いことをしたから罪を償ってほしい。その気持ちは当然ですが、今の刑務所や少年院には更生のプログラムがないんですよね。出所して体力がない状態で社会に出ても、ガソリンがないのにアクセルを踏むのと同じです。社会復帰の仲介施設が必要なのだと思っています」などと話した。草刈さんは、北欧の「開かれた刑務所」を見学した。北欧では、社会に出たときに即戦力になるため、刑務所での教育に力を入れているという。

[ 16:35:21 - 16:37:23 ] 122秒 詳細
草刈さん達は、少年院の少年たちに学び直しをさせることを始めた。1桁の足し算から始め、少年たちの自信につながっているという。一昨年から始まったこの取り組みは、虐待を受けている子どもも多い中で、信用できる大人を見つける突破口が見つかる良い機会になっているという。

[ 16:37:23 - 16:40:16 ] 173秒 詳細
草刈さんは「自分に自信がないと、自己肯定感ができないんですよね。技術を教えるだけでなく人と心を触れ合わせることに意味があると思います」などと話した。2023年12月から、法務省は、刑務所や少年院が犯罪被害者や遺族の心情を聴き取って加害者に伝える制度を始めた。

[ 16:40:16 - 16:40:58 ] 42秒 詳細
草刈さんの妹の福子さんは、2005年にロサンゼルスでアメリカ人の夫に殺害された。夫は15年の服役となった。仮釈放を決める審議会には、被害者遺族も出席して意見を述べることができ、草刈さんも出席し「二度と人を傷つけるな」と訴えた。

[ 16:40:58 - 16:45:11 ] 253秒 詳細
2022年度の犯罪被害遺族給付金の平均は約743万円。被害者の年齢や収入、遺族の人数に基づいて算出されるという。草刈さんは「一人の命が743万円なのは、とんでもなく低いですね。被害者制度について、日本はもっともっと取り組んでいくべきだと思います。国が賠償金を立て替えるなどの制度を作らないと、被害者の二次被害に繋がってしまう」などと話した。

[ 16:45:11 - 16:47:01 ] 110秒 詳細
元日に発生した能登半島地震からきょうで16日目。石川県によると本日午後2時の段階で発表されている死者数は222人、安否不明者は22人となっている。輪島市の今朝の気温はマイナス0.3度で日中も3度までしか上がらずで十分な寒さ対策に加え路面凍結による交通の障害にも警戒が必要となっている。そんな中で大阪市環境局では12人の職員を石川県能登町へと派遣した。避難所で出た生活ゴミを集積所から償却所へ運搬する作業を行う。なおテレビ東京グループでは令和6年能登半島地震の募金を受け付けている。募金は日本赤十字社を通して被災者の方々に届けられる。

[ 16:47:01 - 16:47:05 ] 4秒 詳細
このあとは「気になる天気」

[ 16:48:10 - 16:48:52 ] 42秒 詳細
近畿の気象情報を伝えた。

[ 16:48:52 - 16:48:58 ] 6秒 詳細
このあと1995年1月17日 阪神・淡路大震災発生 学び舎に残る震災の記憶。

[ 16:51:28 - 16:52:25 ] 57秒 詳細
「やさしいニュース」の番組宣伝。阪神・淡路大震災当時子どもだった人たちに、避難所の学び舎で学んだものを聞く。