番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20230823 > エピソード: 1256688

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 時論公論
エピソード名 レカネマブ 国内承認へ 認知症治療は変わるのか
カテゴリ 時事解説
放送時間 2023-08-23 23:35:00 〜 2023-08-23 23:45:00
WireActionデータ更新時刻 2023-08-24 01:08:00

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=10756503]
オープニング [topic=16450243] 詳細
[ 23:35:00 - 23:35:08 ] 8秒 詳細
オープニング映像。

(時論公論) [corner=10756504]
レカネマブ国内承認へ 認知症治療は変わるのか [topic=16450244] 詳細
[ 23:35:08 - 23:41:40 ] 392秒 詳細
認知症患者は増え続け、25年には65歳以上の約5人に1人の割合に達するという。認知症患者の全体で6割以上を占めるのがアルツハイマー病。この病気の新しい治療薬として、エーザイとバイオジェンが開発したのが「レカネマブ」で、厚生労働省の専門家部会で国内での承認が了承された。臨床試験によると、神経細胞を死滅させるアミロイドβを取り除き、症状の進行を遅らせる効果が認められる。なお、一度壊れた神経細胞は元に戻せないため、投与の対象者は軽度認知障害、軽度の認知症患者。投与に際して、アミロイドβが脳内に溜まっていることを確認する必要があり、脳脊髄液の採取、画像検査があるが、医療機関は限られる。早期に受診する患者は多くないというが、レカネマブの登場で早めの受診を意識する人が増えるのではないかと期待される。
[ 23:41:40 - 23:44:36 ] 176秒 詳細
レカネマブがアミロイドβを脳の外に出す作用では脳出血などが起きる場合もあり、治療開始後、定期的に状態をチェックする必要がある。また、自治体などの支援機関が患者や家族の相談に応じるといった体制が欠かせないが、数に限りがある。新しい治療薬の登場を大きなチャンスと捉え、認知症の早期発見、早期ケアを社会全体で進めていく段階にきている。