番組詳細

[ 05:20:00 - 05:20:12 ] 12秒 詳細
オープニング映像。

[ 05:20:12 - 05:21:32 ] 80秒 詳細
「映画の灯を消したくない」。去年休館した映画館の支配人になった主婦の挑戦を追った。

[ 05:23:15 - 05:31:40 ] 505秒 詳細
兵庫県豊岡市にある映画館「豊岡劇場」は2022年8月に閉館した。映画館の灯を消したくないとの思いから、パート従業員だった田中亜衣子さん（36）が支配人になった。大学生の橋本泰樹さん（24）は豊岡に引っ越して映画館を手伝い、経験を卒業論文にまとめた。田中は復活に向けて非営利の一般社団法人を作ることにしたが、経営に関しては素人で思うように進まなかった。豊岡市の人口は8万人弱。映画の上映だけで黒字は厳しい。9月には地元で生活する高校生が集まって集客アイデアを出してくれた。10月に一般社団法人「豊岡コミュニティシネマ」が立ち上がった。300万円の資金を集めて、2023年春の映画館再開を目指す。2週間後に会員第1号が誕生し、年末にプレオープンを決めた。田中は上映する作品選びに悩んでいた。

[ 05:31:40 - 05:39:53 ] 493秒 詳細
田中は3人の娘の母親でもある。夫はやりたいことをやってほしいと応援してくれている。プレオープンで上映する4作品はすべて家族で楽しめるものを選んだ。田中のやり方を批判する声があり、資金も思うように集まっていなかった。去年12月30日にプレオープン初日を迎え、お客さんを見た田中は泣いてしまった。プレオープンの目標は600人だったが、訪れたのは半分に満たない294人だった。経営を学ぶ大学院生に分析してもらったところ、目標にしている人数では経営が困難であり、建物を貸すことで使用料を得る必要があることがわかった。ロビーで地元アーティストのライブを行うなどの取り組みが始まった。2月には目標としていた資金300万円が集まり、本格再開が3月25日に決まった。

[ 05:39:53 - 05:45:28 ] 335秒 詳細
田中が生まれ育ったのは豊岡市に隣接する京都・京丹後市。夫は中学校の同級生だった。2人にとって豊岡劇場は一緒に映画を見た忘れられない場所だった。2人で始めた見た映画「ペイ・フォワード」は人から受けた好意を3人に伝えれば、社会を変えることができるというストーリー。田中は高校時代にいじめが原因で通信制の高校に転校した。それ以降は多くの人に助けられてきたという。田中は若い世代に喜んでもらえる映画館を目指した。再開初日の観客は82人。その後も観客が入り続け、10日間で925人となった。

[ 05:46:58 - 05:48:23 ] 85秒 詳細
兵庫・豊岡市の映画館「豊岡劇場」を取材。地元の中学生が課外授業でやって来た。グループ毎に作った映像作品をスクリーンに映して鑑賞した。中学生に話を聞くと、また来たいと語った。

[ 05:48:23 - 05:48:33 ] 10秒 詳細
「日本のチカラ」の次回予告。