番組詳細

[ 23:06:00 - 23:06:05 ] 5秒 詳細
オープニング映像。

[ 23:06:05 - 23:12:10 ] 365秒 詳細
スカイツリーの商業施設の東京ソラマチでは商品が70％引きなどほとんどの商品が格安だったがその賞味期限も迫っているわけではない。この店の名前はクラダシ。やすさの秘密についてその店に商品をおろすニコニコのりではのりを販売している。しかし、青のりも賞味期限は9ヶ月で問屋におろす際に製造日から三ヶ月を過ぎたら小売店は仕入れてくれなくなる。賞味期限が6ヶ月あるのにルールだからと返品されてしまう。こうして行き場を失った商品を格安で買い取ってもらっているという。国内のフードロスは年間522万トン。9000億円分ぶ食品がまだ食べられるのに捨てられ続けている現状がある。こうしたフードロスを減らしたいと作られたのがクラダシ。創業して8年のベンチャー企業だという。

[ 23:12:10 - 23:17:05 ] 295秒 詳細
クラダシの社長の関藤竜也は3分の1ルールに風穴をあけてフードロス削減にビジネスで立ち向かう経営者。会員制ネット販売を利用し、期間限定ショップと違いネットでは箱売りで、カルピスウォーターは半額など大手の商品からマグロの切り落としなども並ぶ。激安商品が1000種類もあるという。この日マルハニチロが会社を尋ねてきた。通常1400円でおろしている冷凍イカのだぶつきで相談にやってきた。想定の低い値段で交渉されたマルハニチロだったがそれでも全部を買い取ってくれるという話で成立した。クラダシでは売上の一部を様々な社会貢献団体に寄付している。こうした活動をメーカーは支えているとアピールできクラダシを選ぶという。今では取引メ－カーは1000社になり在庫を抱えるメーカーの駆け込み寺になっている。外食業界が陥ったコロナ禍でもクラダシは大活躍した。

[ 23:17:25 - 23:21:00 ] 215秒 詳細
車海老日本の谷邊さんはコロナの影響で売上高は8割減になったという。車海老30トンの行き場を失い会社は危機に陥った。その状況を打開してくれたのがクラダシだった。車海老が育つのに売れず、その保管料に頭を悩ませていたという。クラダシは保管にお金のかかる車海老を1300万円ですべて買い取ってくれたという。その御蔭で会社は救われたという。消費者も仕入先も喜ばれるビジネスだが、クラダシ自身も儲かってるという。現在サイトの会員は35万人でコロナが追い風になり売上は過去最高になった。スタジオに格安になった商品が登場。商品でもパッケージが古いために格安になったというものやコロナ禍で飲食店におろせなくなったカニなども格安で販売してるという。またワインは少しラベルが剥げただけとの理由で格安になった。

[ 23:21:00 - 23:23:17 ] 137秒 詳細
クラダシにこうした商品が集まる理由にはこれまでメーカーは在庫を抱えるとディスカウントストアに投げ売りしていた。しかし安売りする商品だと思われたくないメーカーは、コストをかけて廃棄業者へ。そこにクラダシが登場し、会員制で社会貢献になる仕組みを作ったところ、メーカーは在庫を格安で販売してくれるように。3分の1ルールについて、関藤は高度成長期に消費者に鮮度が良いものをというものが業界で広がったが日本の場合では小売店が作ったという。さらに先進国でも納品期限ルールが存在し、日本が一番厳しい理由には異物混入などの事故を経験し食品の管理が厳格化されたという。しかし大量に廃棄される現実を見れば消費者にも寛容性が必要だと感じだという。そこで去年のバレンタインデーにはバレンタインデーはイベントが過ぎた日からと打ち出したという。

[ 23:23:17 - 23:25:18 ] 121秒 詳細
クラダシでは仕入れた商品をすべて売り切るというルールがある。しかし、中には業務用の春雨が22箱売れ残ってしまっていた。この大容量を今日中に売る必要がある。会社の利益を度外視しても売り切ることになり、その割引率も70％に。すると商品は完売した。

[ 23:26:48 - 23:34:30 ] 462秒 詳細
大島さんはクラダシでのこりの22個の春雨を購入した。他にもそうめんの詰め合わせや冷凍の焼き芋を購入した。しかしその大量の商品も3家族で共同購入しているので残ることはないという。関藤は1971年に大阪で生まれたが、熱血漢の父親に育てられ、命を世の中のために使えと言うような父親だったという。その言葉が関藤の胸に残り1995年には総合商社に。赴任先は中国だった。そこで関藤はその後の人生を左右する経験をすることに。現地の職員に連れられて食肉工場を視察したが日本のコンビニ用のチキンが大量に廃棄されていたが形や重さの違いだけだったという。食品廃棄は見過ごせないとその現状を上司にかけあった。しかし効率の良いビジネスをしろと諭された。2014年に関藤はクラダシを創業した。まず食品メーカーを周り廃棄する食品を売って欲しいと掛け合ったがメーカーはブランド価値を下げたくないと言ったという。100社ほどまわったが全滅だったという。しかし取引してくれるメーカーを求めきっかけをつかんだのはダイドードリンコ。最初はその依頼を断っていたが、その中で商品の備蓄用の水が3万ケースが返品され、廃棄の危機になっていた。それを関藤が買い取ってサイトで販売し半年で完売させた。ダイドードリンコはその成果に驚いたという。その後フードロスへの関心が高まると大手メーカーも続々参加しあらたな社会貢献ビジネスを作った。

[ 23:34:30 - 23:36:35 ] 125秒 詳細
関藤は商社で働いてきた時代では必ずロスが発生してしまうと答え、それを放っておくことはできなかったという。100戦100敗したものの、いずれわかってもらえると考えており、取引メーカーが100社集まったら勝機があると思っていたという。また社会貢献をビジネスにすることへの難しさにはそれだけを言っているだけでは皆がついてくることはないという。その仕組みづくりが重要で言葉よりも仕組みが重要だという。

[ 23:36:35 - 23:37:22 ] 47秒 詳細
和歌山県すさみ町では漁業で魚の水揚げが激減している。そこで新たな取り組みを始めているという。

[ 23:39:22 - 23:44:18 ] 296秒 詳細
和歌山県すさみ町では漁業で魚の水揚げが激減している。そこで新たな取り組みを始めているという。関藤は社会貢献に興味を持つ大学生と漁船に乗り込み、疑似餌を使ったカツオ漁が始まった。あがったのはスマガツオ。クラダシでは一次産業の課題を体験するインターンシップを行って生で問題点を考えてもらう。交通費や宿泊費はクラダシ持ち。オキザワラが大量に捕獲した。カツオの水揚げは激減しこのような外道が多くなったという。その商品価値もカツオの10分の1。あまりの安さに捨ててしまう漁師も。また、燃料費も高くなっていて商売にならない状態になっているという。関藤はこうした実態にビジネスで立ち向かう人材を育てようとしている。さらに自給率をあげて生産者を減らさないのも重要だと答え、学生を北海道から石垣島まで派遣しているという。売上高は20億円を超えたと言うが、メーカーの何割が貢献しているか？との問いに関藤は1000社取引しているが食品会社は数十万社ありまだまだだという。1万トンを開始で削減できたが日本では年間522万トンなので取引先をもっと増やす必要があると答えた。

[ 23:46:18 - 23:47:17 ] 59秒 詳細
クラダシでは国内トップシェアの作った高機能スーツも扱っている。水やケチャップを弾く高機能だがリモートワークの普及や冠婚葬祭も減少し出荷ができなくなったものだという。クラダシでは食品以外のものもなくしていこうとしていて、200着は売れたという。

[ 23:47:17 - 23:49:05 ] 108秒 詳細
村上龍は今日の総括に会員になって商品を買った。最初は焼き菓子にしたが支援金額が20円だった。次は「馬刺し・特選霜降り」にした。399ｇで9720円で、支援金額も300円近かった。焼き菓子も馬刺しも、おいしいので、社会貢献として支援しているという気持ちがどこかに行っていた。しかし、恐ろしい手間がかかっている。メーカーを説得して買い取り、買い手に商品を届けるまで、ややしいことがいくつもある。賞味期限がパンクしたら一発で信用を失う。物流と流通に深い知見が必要だ。とした。

[ 23:49:05 - 23:49:35 ] 30秒 詳細
カンブリア宮殿の番組宣伝。

[ 23:49:55 - 23:50:00 ] 5秒 詳細
この番組はテレ東BIZとParaviで配信中。