番組詳細
TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20221102 > エピソード: 1189122
エピソード情報
放送局 | NHK総合大阪 |
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プログラム名 | 時論公論 |
エピソード名 | 劣勢ロシアの“禁じ手” 戦争の行方は |
カテゴリ | 時事解説 |
放送時間 | 2022-11-02 04:10:00 〜 2022-11-02 04:20:00 |
WireActionデータ更新時刻 | 2023-02-09 19:06:27 |
コーナー・トピック・パラグラフ
(オープニング)
[corner=10055186]
オープニング
[topic=15420242]
詳細
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04:10:00
-
04:10:10
]
10秒
詳細
オープニング映像。
オープニング映像。
(時論公論)
[corner=10055187]
劣勢ロシアの”禁じ手” 戦争の行方は
[topic=15420243]
詳細
[
04:10:10
-
04:15:27
]
317秒
詳細
ロシアによる軍事侵攻から8か月余が経過したなか、ウクライナ軍はNATOによる軍事支援により反転攻勢を見せ、南部・ヘルソン州では奪還作戦の開始が近いとみられる。ロシア軍は兵員不足を補うため、予備役を召集しているが、多くは訓練、装備も不十分だという。また、戦闘とは無関係の民間施設や市民を標的にしていて、イラン製とみられる自爆型ドローンを投入して発電所、送電施設などを攻撃。厳冬とともにウクライナ国民の戦意喪失を狙っているとされる。国連は明らかな国際法違反と非難している。俄に懸念が高まっているのが放射性物質を撒き散らす”汚い爆弾”がロシアによって使われる事態で、最悪の禁じ手とも言えるのが戦術核の使用。ロシアの核ドクトリンには「通常兵器による攻撃で国家存亡の危機に立たされた場合、核兵器使用の権利がある」と記されている。
ロシアによる軍事侵攻から8か月余が経過したなか、ウクライナ軍はNATOによる軍事支援により反転攻勢を見せ、南部・ヘルソン州では奪還作戦の開始が近いとみられる。ロシア軍は兵員不足を補うため、予備役を召集しているが、多くは訓練、装備も不十分だという。また、戦闘とは無関係の民間施設や市民を標的にしていて、イラン製とみられる自爆型ドローンを投入して発電所、送電施設などを攻撃。厳冬とともにウクライナ国民の戦意喪失を狙っているとされる。国連は明らかな国際法違反と非難している。俄に懸念が高まっているのが放射性物質を撒き散らす”汚い爆弾”がロシアによって使われる事態で、最悪の禁じ手とも言えるのが戦術核の使用。ロシアの核ドクトリンには「通常兵器による攻撃で国家存亡の危機に立たされた場合、核兵器使用の権利がある」と記されている。
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04:15:27
-
04:19:44
]
257秒
詳細
NATOのストルテンベルグ事務総長は「核を使えば、ロシアに深刻な結果をもたらす」、EUのボレル上級代表は「核を使えば、通常兵器の反撃でロシアは全滅する」と警告している。NATO加盟国のルーマニアには米陸軍の精鋭「第101空挺師団」が展開し、実戦さながらの演習を繰り返していると公表している。これまでプーチン大統領は核の使用をちらつかせてきたが、先週になって「核使用の可能性を積極的に発言したことはない」とコメント。ただ、ウクライナへの軍事侵攻をやめる気はないという。一方、ウクライナ軍は厳しい冬を前に領土奪還を加速させるとみられ、ヘルソン州を奪還すれば隣接するクリミア半島を攻略する足がかりにもなる。そして、ロシアに軍事侵攻をやめることが未来につながる唯一の道であることをどのように理解させるか、難しくも不可欠な課題。
NATOのストルテンベルグ事務総長は「核を使えば、ロシアに深刻な結果をもたらす」、EUのボレル上級代表は「核を使えば、通常兵器の反撃でロシアは全滅する」と警告している。NATO加盟国のルーマニアには米陸軍の精鋭「第101空挺師団」が展開し、実戦さながらの演習を繰り返していると公表している。これまでプーチン大統領は核の使用をちらつかせてきたが、先週になって「核使用の可能性を積極的に発言したことはない」とコメント。ただ、ウクライナへの軍事侵攻をやめる気はないという。一方、ウクライナ軍は厳しい冬を前に領土奪還を加速させるとみられ、ヘルソン州を奪還すれば隣接するクリミア半島を攻略する足がかりにもなる。そして、ロシアに軍事侵攻をやめることが未来につながる唯一の道であることをどのように理解させるか、難しくも不可欠な課題。