番組詳細


TVメタ情報 > 番組一覧 > 日付: 20221101 > エピソード: 1188899

エピソード情報

放送局 NHK総合大阪
プログラム名 視点・論点
エピソード名 日本と韓国の経済力について
カテゴリ 教育教養
放送時間 2022-11-01 04:00:00 〜 2022-11-01 04:10:00
WireActionデータ更新時刻 2023-02-09 19:06:27

コーナー・トピック・パラグラフ


(オープニング) [corner=10052663]
オープニング [topic=15416762] 詳細
[ 04:00:00 - 04:00:12 ] 12秒 詳細
オープニング映像。

(視点・論点) [corner=10052664]
日本と韓国の経済力について [topic=15416763] 詳細
[ 04:00:12 - 04:04:56 ] 284秒 詳細
USニューズ&ワールド・レポートが発表する「最高の国」ランキングの「パワー」で韓国は日本を上回った。国民所得や実質平均賃金の推移をみても韓国は日本を逆転し差は広がっている。個々の統計には様々なバイアスが伴い、国力の全体図を示す統計が存在するものではなく、特定の数字を誇張した数字の政治的利用には注意が必要。他方で、厳しい生活実感に基づく冷たい視線が存在するのも事実。1人あたり国民所得などを換算する場合、物価には通常不動産価格が含まれない。不動産価格の高騰は韓国の人にとって家庭の教育格差、結婚・出産格差など様々な厳しい生活実感に直結している。
[ 04:04:56 - 04:09:22 ] 266秒 詳細
日韓経済の本質的な違いは対外依存度の大きさにある。日本の輸出力は韓国に次いで世界3位だが、最初から輸出を念頭に置く韓国と国内市場の延長線上に輸出を考えてきた日本の間には大きな違いがある。大企業を含めて韓国は同族経営者が多くトップダウン型のスピード経営が可能と評されてきた。四半世紀前の通貨危機以降は経営者たちにも集団訴訟に備えた年俸など思い切った意思決定が可能な待遇が整備されてきた。それを支える情報共有もデジタル化が進み間接コストも削減されてきた。もう一つの視点は人的資源の重視。教育というストック増大に取り組んできたことは新しい資本主義を抱える日本にとって示唆に富んでいる。